フランス
コメディ/アクション
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「世界の果てまでヒャッハー!」のニコラ・ブナム監督が贈るフレンチ・
アクション・コメディ。
楽しいバカンスのはずが、乗っていたミニバンが突然止まらなくなり、160kmで
暴走を始めてしまった家族を待ち受ける運命をコミカルに描く。
出演はジョゼ・ガルシア、アンドレ・デュソリエ、カロリーヌ・ヴィニョ。
(allcinemaさんより抜粋)
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最新のAI機能を搭載した新車に乗り込み、いざバカンスへと繰り出した
コックス一家。
ところが出発早々、その最新システムで不具合が発生し、おまけにブレーキが
壊れてしまい、一家を乗せた車は誰にも止められないまま160kmでハイウェイを
爆走していく。
そんな非常事態の中、何を思ったか家族が次々ととんでもない秘密を告白して
崩壊の危機に。
そして彼らが向かう先には、大渋滞が待ち構えていた…。
(allcinemaさんより抜粋)
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予告映像が面白そうだったし、フランスのコメディなんで楽しめそうと思い
シネ・リーブル梅田へ観に行く事に。
テンポよくて面白かった~。
観るまでは『世界の果てまでヒャッハー!』の監督なので、もしかしたら
『世界の~』の時と同じように笑いのツボがハマらずに楽しめないかなぁ~と
危惧してたんだけど、杞憂だった。
バカンスに出かける為に高速に乗ってしばらくしたら、新車のブレーキが
壊れてしまい、設定した速度で暴走状態になってしまい、パニックになる
家族、何とかしようといろいろ試すが余計に悪い状態になってしまったりと
91分間テンポよく進んでいくので最後までダレずに楽しめた。
特におじいちゃんが曲者で、大概の出来事の元凶はこのおじいちゃんで、
トイレ詰まらせて水浸しにしたり、台所にフレークまき散らしたり、
ワイパー折ったり、勝手に若い女性を車に乗せたりと、観てる分には
可笑しい奴っちゃで済むけど、これ当事者だったらブチ切れそう。
黄色のBMWの運転手、ドア壊されてしまいブチ切れて主人公一家のバンを
追いかけるけど、蜂に刺され、ションベンまみれになって、最後はジプシー
集団に暴行を受けるという悲惨な目にあって可哀そう。
でもドアを全開にしてたのも悪いから、100%同情できないけど。
ラスト、渋滞に向かってどうなるんだろう?って思ったら、そんな手段で
渋滞を回避するとは思わなかった。
終始クスクス笑えるシーンが多くて、個人的には当たりな一本だった。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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