フランス
コメディ/ドラマ
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「最強のふたり」のオマール・シー主演のハートフル・コメディ。
気ままなプレイボーイ生活を謳歌していた主人公が、突然ロンドンから来た
女に自分の娘だという赤ん坊を押しつけられ、戸惑いつつもゲイの友人の力を
借りて子育てに奮闘し、やがて娘と強い絆で結ばれていくさまを描く。
メキシコの人気コメディ俳優エウヘニオ・デルベスが2013年に主演し、
全米でもサプライズ・ヒットしたメキシコ映画「Instructions Not Included」
をリメイク。
監督は本作が長編2作目のユーゴ・ジェラン。
(allcinemaさんより抜粋)
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南仏コートダジュールの海辺の町で、観光ヨットの船長をしながらお気楽な
毎日を送るプレイボーイのサミュエル。
ある日、関係を持ったことすら覚えていないクリスティンと名乗る女性が
ロンドンからやって来て、あなたの娘だと言って生後3ヵ月の赤ん坊グロリア
を置いて去っていく。
慌ててロンドンへ向かったサミュエルだったが、結局クリスティンを見つけ
出すことはできなかった。
言葉も通じない異国で無一文となり、途方に暮れていたサミュエルは、彼に
一目惚れしたゲイでTVプロデューサーのベルニーに救われ、スタントマンの
仕事を紹介してもらった上、彼の部屋にも居候させてもらう。
こうしてベルニーの助けを借りながら、グロリアを育てていくサミュエル。
8年後、明るく聡明な少女に成長したグロリアに対し、サミュエルはいまだに
母親のことを正直に告げられずにいた。
そんな時、突然クリスティンが現われ、グロリアを引き取りたいと言い出す
のだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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『ダンケルク』を観た後、引き続き面白そうな本作をなんばパークスシネマ
にて鑑賞。
涙ちょちょ切れそうになった。
南仏で観光ヨットの雇われ船長として気ままに暮らしていたプレイボーイの
サミュエル。ある日訪ねて来た女性にあなたの娘よと言われて生後3ヶ月の
赤ん坊を置いて行方を晦ましてしまい、女性を追ってロンドンに来たものの
女性は見つからず、仕方なくロンドンで仕事をしながら赤ん坊を育てていく
って感じのドラマで、笑いあり涙ありの素敵な作品だった。
サミュエルがグロリアの落ち込んだり悲しい気持ちにさせたくないがために
行方を晦ましたクリスティンになりかわりメールを送って母親がいるけど
仕事で会えないと嘘をついたり、グロリアにまともに学校に通わせずに
仕事先やサーカスなど学業よりも遊び等を優先させるのも、限られた時間の
中でグロリアに充実した人生を送らせるためってのが終盤あたりで判明して
くるんだけど、そこから涙がちょちょ切れそうになった。
中盤で母親のクリスティンが二人の前に現れて、母親に会えたグロリアは
大喜びなんだけど、クリスティンが親権を主張して引き取ろうとし、あげく
の果てには遺伝子検査まで行って、サミュエルからグロリアを引き離そうと
するクズっぷりにはイラっとする。捨てておいて今更かよって感じ。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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