日本
SF/ドラマ/ミステリー
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気鋭の劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの同名舞台劇を「岸辺の旅」
「クリーピー 偽りの隣人」の黒沢清監督が映画化した異色SFドラマ。
人々から“概念”を奪っていく謎の侵略者によって人類が滅亡の危機に直面
していく中、夫が侵略者に乗っ取られた妻の戸惑いと夫婦が辿る予測不能の
運命を描き出す。
主演は長澤まさみと松田龍平、共演に長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里。
(allcinemaさんより抜粋)
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日本海に面した小さな港町。
ここに暮らす加瀬鳴海のもとに、数日間行方不明となっていた夫・真治が
帰ってくる。
鳴海は夫の浮気を疑うが、性格が一変してしまった夫の様子に困惑する。
やがて夫は会社を辞め、毎日散歩するようになる。
その頃、町では謎めいた一家惨殺事件が発生し、不可思議な現象が頻発して
いた。
ジャーナリストの桜井は、偶然出会った奇妙な青年・天野に興味を抱き、
彼とともに事件のカギを握る女子高生・立花あきらの行方を追う。
そんな中、真治から“自分は地球を侵略に来た宇宙人だ”と告白される
鳴海だったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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予告編の映像が面白そうな感じだったので、公開1週目に観に行くつもり
だったんだけど、他に観たい作品があったので、コレは公開2週目に観に
行く事にして、今回なんばパークスシネマにて鑑賞。
長澤まさみに萌えた。
地球を侵略する為に先遣隊として覇権された宇宙人が、先住民である人間を
知るために人から概念を奪い、奪われた人はおかしくなるっていう所とか、
宇宙人が不案内な地球内でスムーズに行動できるように人間のガイドを雇う
とかいろいろ設定が面白かった。
松田龍平の普段から感情の無さそうな感じがイイ感じに作用してたなぁって
印象で、それに対する長澤まさみのそんな夫に対してもイライラしつつも、
愛してるからなのか、なんだかんだで世話をやく妻っぷりも良かった。
美少女だった頃の彼女も萌えたけど、三十路になった彼女も相変わらずイイ!
全然萌えれる。
桜井が宇宙人が侵略に来ているって演説ぶっても聴衆の反応が薄くて失望する
シーンがあったけど、そりゃ宇宙船が降下してきてビームぶっ放す事ぐらい
しないと信じないでしょ。
桜井自身だって天野君が人から概念奪う所を見たりして、やっとちょびっと
信じ始めた感じだったんだから、他人に演説ぶった所で誰も真に受けないよ。
まぁ桜井もそれは解った上で行動したのかもな。
終盤、天野君がくたばって天野君の中のアレが桜井に憑依した後、ドローンが
桜井を攻撃し始めたけど、なぜアンテナを攻撃しないんだろうとか、その
シーンのCGがちゃちいなぁとか、病院におかしくなった人がたくさん来てた
けど、天野君達あんなに多くの人から概念吸収してたっけ?とか気になる所は
多々あったりしたけれど、それでも面白くて見応えある一本だった。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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