日本
ドラマ/ロマンス/青春/アニメ
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宮崎駿が月刊模型雑誌『モデルグラフィックス』に連載していた漫画を自ら
アニメ映画化。
零戦こと零式艦上戦闘機の設計者として知られる堀越二郎の半生をモチーフに、
同時代の作家・堀辰雄の小説『風立ちぬ』のエピソードを盛り込みつつ、戦争と
いう激動の時代の中で様々な矛盾を抱えながらも飛行機という自らの夢と欲望に
真摯に生きた一人の青年技術者の人生を、リアリズムの中にも大胆な省略や夢と
現実を行き来する自在な語り口で描き出す。
声の出演は、主人公・堀越二郎役に「ヱヴァンゲリヲン」シリーズの監督で
これが声優初挑戦の庵野秀明、ヒロインの里見菜穂子役にTV「てっぱん」の
瀧本美織。
(allcinemaさんより抜粋)
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少年時代に夢の中で憧れのカプローニ伯爵と出会い、飛行機の設計士になる
ことを決意した堀越二郎。
1923年、東京帝国大学に進学するため上京した彼は、列車の中で里見菜穂子と
出会い心惹かれる。そしてその移動中に関東大震災に遭遇、混乱の中で菜穂子と
お供のお絹を助ける。
卒業後、晴れて三菱内燃機株式会社への入社を果たした二郎は、念願の設計士
としての道を歩み始める。しかし視察したドイツのユンカース社で技術力の差を
痛感し、設計主務者に選ばれた七試艦上戦闘機のテスト飛行も失敗に終わる。
1933年夏、失意の中で軽井沢を訪れた二郎は、そこで菜穂子と運命の再会を
果たす。
(allcinemaさんより抜粋)
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これは、公開前の4分間の予告編を見た時点で主人公・堀越二郎の声をあてた
庵野秀明に萎えたので、観に行くことは無いなって思い見向きもしなかったん
だが、TOHOシネマズなんばで「コードギアス」を観た後、続いて「ウルヴァリン
:SAMURAI」2D版を観ようとしたけど、3時間以上時間があるしTOHOシネマズ
デーで\1000なので、じゃあ時間潰しで観るかなって感じで鑑賞。
やっぱ主人公の声に違和感を感じてしまう・・・。
話自体は、大正から昭和のかけての激動期に零戦を設計した堀越二郎の半生を
虚実織り交ぜて描いた内容で、個人的にはそれなりに見応えあった。
飛行機が好きな自分としては思ってた以上に楽しめた。
関東大震災の描写で、地面が波打って揺れていく所とかは凄かった。
後、二郎と菜穂子が名古屋駅で再会するシーンあたりの描写はグッと来る。
ただ、二郎の声をあてた庵野秀明の声がなぁ・・・。
自分には違和感ありすぎてダメだった。
なので奈穂子のロマンス部分もグッと来るんだが、二郎の声で萎えてしまう。
でも、『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』の観世清和に比べたら、
何十倍もマシ。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
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