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『Fly Me to Minami〜恋するミナミ』:第8回大阪アジアン映画祭

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2013年/シンガポール、日本  <世界初上映作品>

カラー110分
英語・広東語・日本語・韓国語(日本語字幕)

監督・脚本:リム・カーワイ
製作総指揮:加藤順彦
製作:井原正博
   浦勝則
   木下勝寿
共同脚本:伊丹あき
出演:シェリーン・ウォン
   小橋賢児
   ペク・ソルア
   竹財輝之助
   藤真美穂


新進気鋭のマレーシア人映像作家リム・カーワイが紡ぎだす、広くアジアを
舞台にしたラブストーリーが、ミナミの魅力を最大限に引き出している。
この街の根っこのひとつといえる韓国・ソウル、そして中国における大阪とも
いえる香港。両都市は、ミナミにとってかけがけのないパートナーでもある。
この3都市を舞台にした切なく美しい恋物語が、見る者にそれぞれの街への
憧憬を誘う。劇中にはミナミの「いま」が多く映し出されている。
                      (第8回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
    * * * * * * * *

大阪・ミナミは、華やかでアジア的で刺激的でちょっと悲しい街。
冬、ソウルと香港の切ない出会いと別れが、運命のいたずらによって
ミナミの物語となる・・・・。
                      (第8回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
    * * * * * * * *

第8回大阪アジアン映画祭の最終日、最後にチョイスした作品が、大阪ミナミを
舞台にした本作。

なかなか素敵な作品だった。

ミナミと言われる難波・心斎橋・アメ村近辺を舞台にしていて、この辺は
通勤や遊びでしょっちゅう来てるので、そこが映像として出てくるのは
何だか嬉しいもので、南海難波駅、高島屋、三角公園、御堂筋、戎橋、松屋、
特急ラピートといった普段普通に利用したり、行ったりしてる場所が出て
くると、あの場所をあの地点から撮ってるのかと思いながら観てた。

ストーリーは、香港のファッション雑誌編集者のセリーンが大阪ミナミの
ファッションの特集のためにミナミにやってくる。
セリーンの友人ナオミはカメラマンとして弟タツヤを紹介する。
一緒に取材しているうちに二人の距離は縮まっていく・・・。
一方、韓国人CAのソルアは、大阪で韓国雑貨の店を開いているシンスケと
不倫関係にある。クリスマスをシンノスケと過ごせなかったソルアは正月は
シンノスケと過ごすために大阪にやってくるが、その関係をシンスケの妻に
バレてしまう。
そんな二組が年末の大阪ミナミの街を舞台に繰り広げるラブストーリー。

ミナミのいろんな場所がロケ地として出てきたけど、監督が大阪大学電子工学科
卒だと知って納得。関西に住んでたなら、それなりにミナミには詳しいだろうし。

個人的にはジュンク堂のとなりの松屋で年越しそば喰ってるシーンには笑った。
そこ、自分もしょっちゅう行ってる店だし、まさか松屋でロケしてるとは。

本作は2013年10月ロードショーらしいとのことなんで、興味ある方は是非。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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今年の第8回大阪アジアン映画祭も楽しかった。

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今年の大阪アジアン映画祭も去年同様ラインナップが充実していて、あれも
これもと観たい作品がたくさんあった。
 
今年は、8本と去年より観た本数は少ないけれど、基本どれも面白くて大いに
楽しめました。
観た内訳は台湾映画が3本、香港映画が2本、タイ映画が1本、イラン映画が
1本、シンガポール映画が1本と今年も去年と同じく台湾映画を中心とした
チョイスに。

中でも『ポーとミーのチャチャ』が個人的には一番印象に残ったかな。
『ATMエラー』や『低俗喜劇』では大いに笑わせてもらったし、『毒戦』では
ジョニー・トーイズムを満喫できたし、『GF*BF』ではグイ・ルンメイ満喫
できて今年も大変充実した映画祭だった。

去年はスタッフに怒号を飛ばすジジイとかがいて客の質が悪かったが、
今年はメイン会場を梅田ブルグ7にしたのと、全席指定にしてのが良かった
のか、スタッフに早く開場しろとか、CMが長いとか言うバカな客が自分の
周りには見当たらず、気分良く鑑賞できた。
まぁ、たまたま自分の周りに居なかっただけかもしれないが・・・。

ちなみに今年の各賞が決まりました。
・グランプリ(最優秀作品賞):『親愛』
・来たるべき才能賞:ホアン・ペイチア(『ポーとミーのチャチャ』主演女優)
・スペシャル・メンション:仲代達矢(『日本の悲劇』主演男優)
・ABC賞:『ポーとミーのチャチャ』
・観客賞:『恋の紫煙2』

この中で観たのは『ポーとミーのチャチャ』だけなんだが、来たるべき才能賞を
ホアン・ペイチアが受賞したのは納得。一人二役で難しい双子の役をきちんと
演じ分けてたし。
ABC賞も受賞したってことは、副賞が『賞金100万円[テレビ放映権として]
を贈呈』ってことなんで、ちかぢかTV放映されそう。

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ジャックと天空の巨人

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アメリカ
アクション/アドベンチャー/ファンタジー

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「スーパーマン リターンズ」「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガー
監督が、有名な童話『ジャックと豆の木』を下敷きに描く3Dアクション・
アドベンチャー大作。
不思議な豆を手に入れた青年ジャックが天空に囚われた王女を救出すべく、
恐るべき巨人たちを相手に繰り広げる大冒険の行方を迫力の3D映像で描く。
主演は「シングルマン」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の
ニコラス・ホルト、共演にエレノア・トムリンソン、ユアン・マクレガー。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

自分の馬と引き換えに不思議な豆を手に入れた貧しい農夫の青年ジャック。
ある日、冒険を夢見てお城から逃げ出したイザベル姫が、激しい嵐に見舞われて
ジャックの粗末な小屋で雨宿りをすることに。
ちょうどその時、ひと粒の豆が地面に落ちて芽を出すや、巨大なつるとなって
ジャックの小屋もろとも天高く伸び始める。
そして逃げ遅れたイザベル姫をはるか天空まで連れ去ってしまうのだった。
翌日ジャックは、イザベル姫の救出にやって来たエルモント率いる王家の捜索隊
への参加を志願、彼らとともに豆の木を登っていく。
やがて天空へと辿り着く一行だったが、そこは世にも恐ろしい巨人族が支配する
国だった…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

予告編が面白そうだったので、公開初日のレイトショーを観に行ってきた。
吹替え版のキャストがジャックがウエンツ瑛士で、イザベル姫が平愛梨、
巨人たちが、ガレッジセール・ゴリ、博多華丸、スリムクラブ真栄田に、
千原せいじ、南海キャンディーズ山里と、嫌な予感しかしないキャスティング
なので、これは字幕版を観るしかないなと考え、2D字幕版を上映している
アポロシネマ8にて鑑賞。

見応えあって面白かった。

当初は天空へ行って、巨人とやりやって最後に地上に戻ってくるのかと
思ったら、天空でのシーンは姫を救出するだけで、その後、地上に降り立った
巨人との戦いがあって、自分が記憶しているおとぎ話とはちと違う展開の
お話しになっていたけど、充分見応えあって面白い作品だった。

つるがグングンのびて、あっというまに天空まで伸びてしまう描写や、その
つるを登って犠牲を出しつつも天空へ向かうエルモント隊、巨人に料理され
そうになるエルモントやイザベルを救出するジャック、倒れてくる豆の木、
巨人相手に籠城船を繰り広げる人間達の奮闘ぶりなど迫力あるシーン満載で
ハラハラドキドキできて楽しめた。

巨人のボスをどうやって倒して、巨人を制御することができる王冠を手に
入れるのかと思ったら、残ってたアレでアレするのね。なるほど。

一応、主人公はジャックなんだろうけど、ジャック以上に印象に残ったのが
ユアン・マクレガー演じるエルモント。
ロデリックとの一騎打ちや籠城戦の指揮など活躍シーンが多くてカッコいい。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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クラウド アトラス

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アメリカ
ドラマ/アドベンチャー/SF

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それぞれ時代も場所も違う6つのエピソードが入れ子状に関連しながら大きな
物語を構成していくデイヴィッド・ミッチェルの同名小説を、「マトリックス」
のウォシャウスキー姉弟と「パフューム ある人殺しの物語」の
トム・ティクヴァ監督が、原作同様、エピソードごとにジャンルの違う語りで
映画化した一大映像叙事詩。
主演のトム・ハンクスはじめ、ハル・ベリー、ジム・ブロードベント、
ペ・ドゥナら豪華スターたちが輪廻転生を象徴するように、各時代の登場人物を
人種や性別を超えて演じ分ける大胆な配役も話題に。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

1849年、南太平洋。青年ユーイングは、妻の父から奴隷売買を託され、船での
航海に出るが…。
1936年、スコットランド。ユーイングの航海日誌を読む若き作曲家フロビシャー。
父に勘当され、天才作曲家のもとで曲づくりに悪戦苦闘する。その曲は、のちに
幻の名曲と呼ばれる『クラウド アトラス六重奏』だった…。
1973年、サンフランシスコ。巨大企業の汚職を追及する女性ジャーナリスト、
ルイサは、会社が放った殺し屋に命を狙われるが…。
2012年、イングランド。著書を酷評した評論家を殺害した作家ホギンズ。
彼の自伝は大ヒットし、出版元の編集者は大儲けとなるが…。
2144年、ネオ・ソウル。そこは遺伝子操作によって複製種が作られ、人間の
ために消費される社会。複製種の少女ソンミ451は自我に目覚め、反乱を
企てるが…。
そして遥か未来、文明がすっかり崩壊した地球。ある羊飼いの男のもとを、
進化した人間コミュニティからやって来た一人の女が訪ねるが…。
6つのエピソードは並行して描かれ、やがて怒濤のクライマックスへと突き
進んでいく。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

約3時間の上映時間なので、寝不足な状態で行くと絶対寝落ちしてしまう
だろうと思い、昼過ぎまでぐっすり睡眠とった状態でMOVIX堺で鑑賞。

見応えはあったけど難解

各エピソードが同時進行で細切れに描かれて、その中で前のエピソードが
何かしらその後の時代のエピソードに関係してるのが徐々に判明して、
クライマックスへと進む感じで、観る前は各時代の切り替えで混乱するん
じゃないかと心配していたが、各時代の切り替えがスムーズで、違和感なく
すんなり観ることが出来たし、約3時間という上映時間も苦にはならなかった。

それとネオ・ソウルのエピソードにおけるソウル市街の映像や、警察組織
とのカーチェイス等は「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー姉弟
らしい感じが出てて、6つのエピソードの中では一番見応えがあったかな。

個人的には、大好きな女優ランキング2位のジョウ・シュンが出てるとは
思っていなかったので、ネオ・ソウルのシーンで彼女が出てきた時は、ジョウ・
シュン出てんじゃん。マジか?って軽くテンション上がった。
でこのユナ939役だけかと思ったら、ザックリーの妹とホテル従業員役と3役も
こなしていた。
一人六役じゃないのかよって思ったら、役者さんによっては3役とか4役しか
やってない人もいたみたい。

そもそも、一人で何役やるにしても無理くりなのはどうなの?って思った。
ジム・スタージェスのヘジュ・チャン役とかは酷い。
あの釣り目メークのチープさはどうなんだろ?


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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相棒シリーズ X DAY

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日本
ドラマ/サスペンス

    * * * * * * * *

水谷豊主演の人気TVドラマ・シリーズ「相棒」のスピンオフ劇場版第2弾。
捜査一課刑事・伊丹憲一と「相棒」シリーズ初登場となるサイバー犯罪対策課
専門捜査官・岩月彬を主人公に、政官財を巻き込む巨大な金融犯罪に立ち向かう
主人公たちの過酷な戦いを描く。
主演は田中圭と川原和久、共演に国仲涼子、別所哲也。
また、水谷豊はじめ「相棒」レギュラー陣も総出演。
監督はTV「相棒」シリーズの他、「探偵はBARにいる」「臨場 劇場版」
などを手がける橋本一。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

ある日、一人の銀行員の焼死体が発見される。判明した男の身元は、東京明和
銀行本店システム部の中山雄吾。ネットに不正アクセスし、機密情報を流した
疑いでサイバー犯罪対策課にマークされていた人物だった。
捜査に当たるのは、殺人事件で調べを進める警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一と、
不正アクセス容疑の真相を追うサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬。
互いに考え方も捜査方法も対照的な2人は、衝突しながらも協力して事件を
追っていく。しかし、やがて事件は思わぬ広がりを見せ始め、2人の捜査も
得体の知れない圧力に晒されていくことになるのだが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

相棒シリーズが好きで劇場版はとりあえず全部観てきてるので、今回も
観とこうと思いMOVIX堺にて鑑賞。

見応えあって面白かった!

前作のスピンオフがそこそこ成績が良かったからなのか、じゃあ違うキャラで
作っちゃおって感じのスピンオフ第2弾。
今回は捜査一課の伊丹刑事を主人公にして、サイバー犯罪対策課の岩月を
相棒に、銀行員の殺人事件を追いかけていくというもの。

相棒シリーズのファンなら伊丹刑事を始め、三浦刑事、芹沢刑事、角田課長、
大河内監察官などのお馴染みキャラが登場し、さらに杉下右京と神戸尊も
ちらっと顔見せ程度に登場しますので、最後まで飽きずに楽しめるかと。

サラリーマンから転職した岩月が自分の守備範囲以外のことには興味のない
感じだったのが、伊丹とコンビを組んでいるうちに徐々に警察官であるという
矜持を抱きだすくだりがイイ。

今回のスピンオフ第2弾の成績がこれまたそこそこ良かったら、今度は誰で
スピンオフ作るのかな?
角田課長あたりだったりして。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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凍える牙

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韓国
サスペンス
DVD観賞

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第115回直木賞に輝いた乃南アサの同名ベストセラーを韓国で映画化した
クライム・サスペンス。獰猛な獣を使った連続殺人事件の謎に挑む新米女性
刑事と中年刑事のコンビが、それぞれの葛藤や互いの対立を乗り越え事件の
真相へと迫っていくさまを、悲哀をにじませつつスリリングに描く。
主演は「殺人の追憶」「グエムル -漢江の怪物-」のソン・ガンホと「私たち
の幸せな時間」「悲夢(ヒム)」のイ・ナヨン。
監督は「マルチュク青春通り」「霜花店(サンファジョム) 運命、その愛」
のユ・ハ。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

出世競争に敗れ、人生に行き詰まりを感じている中年刑事サンギル。
ある日彼は、ソウルの街角で発見された焼死体の身元探しを任される。しかも、
色気ゼロのバツイチ新米女刑事ウニョンとコンビを組まされ、不満な気持ちを
隠そうともしない。
そんな中、死体に残る不可解な獣の噛み傷が発見される。ほどなく、同じ獣に
よる咬殺事件が続けて発生、思いがけず連続殺人事件という大きなヤマに発展
していく。やがて獣の正体が、狼と犬を交配させたウルフドッグと判明、徐々に
犯人像が絞り込まれていくが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

日本では二度テレビドラマ化されているものの映画化はされておらず、韓国で
映画化されたんだが、公開当時は観られなかったのでDVDにて鑑賞。

同僚刑事たちの態度がなぁ・・・。

ソン・ガンホ主演なんで観たんですが、飽きることなく最後まで見られて
まずます面白かった。

ソン・ガンホ主演作らしく、前半はウニョンに電気銃で誤射されて痺れて
倒れたりとコミカルな所もあるんだが、全体的にはしっかりとシリアスな
展開で最後までいっきに魅せられる。

人体発火事件の犯人を追いかけるくだりよりも、サンギルとウニョンが所属
する署の男達の態度がもうね・・・。
日本も男尊女卑の風潮は残ってるけど、韓国は日本以上に色濃く残ってるな。
あんな態度やセリフ言ったもんなら、日本ならセクハラ・パワハラでアウト
なんだけど、韓国はあれぐらいはOKなんだろうか?
凄いね韓国。さすが儒教の国だよ。アッパレ儒教!

イ・ナヨンって女優さん、今回初めて知ったけど綺麗な人だなぁ。
時折、角度によっては柴咲コウや江角マキコに見えたりする。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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映画 ひみつのアッコちゃん

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日本
コメディ/ロマンス/ファンタジー
DVD観賞

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赤塚不二夫による往年の大ヒット漫画を「ハッピーフライト」「おっぱいバレー」
の綾瀬はるか主演で実写映画化したロマンティック・コメディ。
魔法のコンパクトで大人の女性に変身した10歳の少女が、買収問題に揺れる
化粧品会社を舞台に、仕事に恋に大奮闘する姿をコミカルに描く。
共演は「アントキノイノチ」「宇宙兄弟」の岡田将生。
監督は「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」の川村泰祐。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

10歳の女の子・加賀美あつ子(アッコ)は、鏡の精からなりたいものになれる
“魔法のコンパクト”をもらい、22歳の女子大生に変身する。
大好きなメイクやオシャレを楽しんでいたアッコは、ひょんなことから化粧品
会社のエリート社員、早瀬尚人にスカウトされ、アルバイトとして働くことに。
当然のように失敗ばかりのアッコだったが、尚人だけは彼女の奇抜なアイデアを
評価し、支えになってくれた。やがて2人の間にほのかな恋心が芽生えるが、
2人の距離が縮まるほどにアッコの秘密がバレる危険も高まっていく。
そんな中、会社では乗っ取りを企む勢力が陰謀を画策し、尚人にもピンチが
訪れる。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

綾瀬はるか主演作なので公開当時は観たいなぁと思いつつ、何となく観に行き
づらくてスルーしたので、DVDにて鑑賞。

子役の娘が超絶可愛いなぁ。

アッコちゃんが大人になった姿を演じたのが綾瀬はるかで、アッコちゃんを
演じたのが吉田里琴。
でもって、この吉田里琴が凄く可愛い。

劇中、アッコちゃんがいろんなのに変身するんだが、その中でも前社長の中村と
熱海専務に変身した時が面白かった。
特に中村前社長役の大杉漣のカマっぽい動きやセリフが最高だった。

一旦大人のアッコに戻ってから爆弾のある場所を伝えたらいいやんとか、
いろいろとツッコミたいところはあったものの、綾瀬はるかと吉田里琴が
可愛かったので、もうどうでもいいや。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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コドモ警察

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日本
コメディ

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『妖怪人間ベム』シリーズなどで人気の子役・鈴木福が主演を務めたテレビ
ドラマの劇場版。
神奈川県警大黒署特殊捜査課の刑事たちが悪の組織によって子どもにされて
しまうも、彼らを逮捕するために奮闘する姿が描かれる。
監督は、ドラマ版も手掛けたテレビドラマ「THE3名様」「勇者ヨシヒコ」
シリーズの福田雄一。
一昔前の刑事ドラマを思わせるビジュアルなど、一風変わったテイストの
ストーリーに引き込まれる。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

えりすぐりのエリートが集結した神奈川県警大黒署特殊捜査課の刑事たちは、
横浜を拠点とする犯罪組織「レッドヴィーナス」を追っていた。
彼らをあと一歩のところまで追い詰めるも、わなに掛かり特殊なガスによって、
何と刑事たちは子どもになってしまう。
ところが本庁からの指示は、捜査を継続するようにとのことで、デカ長
(鈴木福)らは引き続き捜査に当たっていた。
そんな中、レッドヴィーナスから近日来日するカゾキスタン大統領を暗殺する
という予告があり……。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

コドモが刑事という設定とゆるゆるな感じのテレビドラマが結構好きだった
ので、劇場版も観とかないとな。ってことでTOHOシネマズシネマにて鑑賞。

『なにぃ〜!?』のインフレ状態。

この手のゆるい感じのモノはその設定や展開がハマるかどうかが全てだと
思う。『TRICK』とか『勇者ヨシヒコ』とか『桜蘭高校ホスト部』とか。
ハマんなきゃ、もうつまんなくて見てらんないかと。
自分は『TRICK』とか『勇者ヨシヒコ』はハマったけど、『桜蘭高校ホスト部』
には全くハマらなかったので、『桜蘭高校ホスト部』は観ていて苦痛だった。

今回の子供警察はしっかりハマったので、終始楽しく観られた。
『太陽にほえろ』とか『西部警察』とか往年の刑事ドラマのパロディがいろいろ
散りばめられていて、爆笑とまでは行かないけれど、クスクスと笑えて
面白かった。

個人的にはブルがお楽しみ会でAKBの優子役なのでサボれないので捜査に参加
出来ないって言った時に、デカ長が次からはサボれるようにどうでもいい娘の
役を引き受けろ。こじはるとかな。ってのが一番受けた。
そっか〜、福君的にはこじはるはAKBの中ではどうでもいいポジションなんだな。

後、佐藤二朗が出演するシーンとスマートの仮親がはっちゃけるシーンも笑った。
相変わらず佐藤二朗は面白い。それとスマートの仮親の暴走がたまらん。
個人的には佐藤二朗が観られただけで満足。

デカ長の『なにぃ〜』は基本可愛くて面白いんだけど、連発しすぎ!
インフレ状態で最後の方は、またかって感じでダレちゃう。

個人的には面白かったんだけど、世間的にはイマイチなのかな。
平日18時台の上映だったけど、ガラガラだった。


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シャドー・チェイサー

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アメリカ
アクション/サスペンス/ミステリー
DVD観賞

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主演に「インモータルズ -神々の戦い-」のヘンリー・カヴィル、共演に
ブルース・ウィリス、シガーニー・ウィーヴァーを迎え、スペインを舞台に
贈るアクション・ミステリー。
父親がCIA工作員だったことから国家的陰謀に巻き込まれた青年が、愛する
家族を取り戻すために決死の戦いを繰り広げるさまを描く。
監督は「その男 ヴァン・ダム」のマブルク・エル・メクリ。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

休暇中の家族と会うためスペインへとやって来たアメリカ人青年ウィル・ショー。
父マーティンとのぎこちない再会を終え、家族と合流する。
しかし翌日、家族でクルージングを楽しむ中、ふとしたトラブルから中座した
彼が再びクルーザーに戻ってくると、家族の姿が忽然と消えていた。
慌てて地元警察に駆け込むウィルだったが、今度は彼が警官に襲われる事態に。
するとその窮地にマーティンが現われ、ウィルを救い出す。そしてマーティンは
ウィルに対し、自分がCIAの工作員であることを告白し、そのせいで家族は
何らかの陰謀に巻き込まれたことを告げるのだったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

公開当時は観に行きたいなぁと思いつつも、近場で上映している館がなくて、
DVDになるのを待って鑑賞。

まさかあんなに早く彼がフェードアウトするとは・・・。

父親がCIAの職員だったために何者かによって家族が拉致されて、息子が家族を
取り戻す的なものだっていう簡単なあらすじは知っていたんだが、父親役の
ブルース・ウィリスがあんなに早々とあっけなく殺されてフェードアウトする
とは思わなかった。

終盤でウィルが絶体絶命になった時に、ええタイミングでブルースが戻って
来るんだろうなって思いながら観ていたんだが、結局そのまま戻って来ることは
なくて、ちょっとがっかり。

まだシガーニー・ウィーヴァーが悪役で結構出番あったから観られたけれど、
ウィルの銃創、貫通したのに片側だけを治療とか、一般人が来る可能性のある
地下駐車場で取引とか全体的に突っ込み所が満載。
取引するならせめて郊外の廃工場とかでやりなさいよ。

これは劇場じゃなくてDVDで充分でした。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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裏切りの戦場 葬られた誓い

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フランス
ドラマ/サスペンス
DVD観賞

    * * * * * * * *

1988年にフランス領ニューカレドニアで独立を巡って現地過激派グループと
フランス治安当局が衝突、双方に多数の死傷者を出す事件が発生した。
本作はフランス政府が未だ認めていない事件の真相を、当時フランス側の交渉
役として現場に身を置いたフィリップ・ルゴルジュ大尉の告発手記を基に、
「クリムゾン・リバー」のマチュー・カソヴィッツが監督・主演で完全映画化
した衝撃の社会派戦場ドラマ。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

1988年4月、フランス国内では現職のミッテラン大統領とシラク首相が激突する
大統領選挙が近づいていた。そんな中、フランス領ニューカレドニアのウベア島
でカナック族の独立派グループがフランス憲兵隊宿舎を襲撃、警官4名が死亡し、
30名が誘拐される事件が発生。
国家憲兵隊治安部隊のリーダー、フィリップ・ルゴルジュ大尉が交渉人に任命
され、部下50名とともに現地に飛ぶことに。
ところが、現地では精鋭300名を率いる陸軍が幅を利かせ、ルゴルジュは彼らの
指揮下に入ることを余儀なくされる。
大統領選を控え、政治家の意を汲み強行策の構えを見せる陸軍に神経を尖らせ
ながら、平和的解決の道を模索して懸命に両者の調停に奔走するルゴルジュ
だったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

これも公開当時は観たいなぁと思いつつも見逃してしまったのでDVDにて鑑賞。

なかなかに見応えある作品だった。

襲撃事件が発生した後、事件の収束のためにルゴルジュ大尉が現地に飛んで、
事件の首謀者との交渉を行っていく様と、選挙のために強硬手段を選択した
政府の命令に従わざるを得ないルゴルジュ大尉の苦悩と決断を時系列に沿って
丁寧に描いていて、なかなかに見応えある作品だった。

なので展開としては単調で面白みに欠けるけど、「天国に一番近い島」と
言われるニューカレドニアでこんな事件があったということが知れたのは
よかった。

観ていて思い出したのが、第15回大阪ヨーロッパ映画祭で観たブノワ・マジメル
主演の『いのちの戦場-アルジェリア1959-』。
こちらは1999年まで政府が正式に認めなかった戦争で今は公式に認めているが、
本作は未だに認めていないそうで、何だかフランスのダークな一面を垣間見た
感じ。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)

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日本
アドベンチャー/アニメ

    * * * * * * * *

藤子・F・不二雄原作の人気TVアニメの劇場版。ひみつ道具が展示された
未来の博物館を舞台に、謎の怪盗DXに奪われたひみつ道具を取り戻すために
ドラえもんとのび太たちが繰り広げる大冒険を描く。
ゲスト声優は「パラダイス・キス」「きいろいゾウ」の向井理。
監督は「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」
の寺本幸代。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

ある日、謎の男・怪盗DXによってドラえもんの鈴が盗まれてしまう。
ドラえもんとのび太たち一行は、手がかりを求めて未来にある“ひみつ道具
博物館(ミュージアム)”に向かう。
そこは、全てのひみつ道具が展示された夢のような博物館。
ところが、そこにも怪盗DXが現われ、ひみつ道具が次々となくなってしまう。
そこで、大切なひみつ道具を取り戻すべく、怪盗DXの行方を追って大冒険へ
と繰り出すドラえもんたち一行だったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

甥っ子が観たいと言ってきたので、一緒にMOVIX堺にて鑑賞。

邦画史上初、シリーズ累計動員1億人突破ってスゲー!

ドラえもんを劇場で観たのって小学生の時以来で、すんげー久しぶり。
クレヨンしんちゃんなら一緒に笑って楽しめそうだけど、さすがにドラえもん
では・・・って思ってたけど、意外に面白くて見入ってしまった。

今回はこれといった悪役がおらず、自分が過去に観てた作風とは違っていた
ものの、コレはコレで楽しめた。
だけど、序盤・中盤とテンポよく観られたんだけど、終盤ちょっと間延び感が
あってウトウトしかけた。

ドラえもんの鈴がなくなると、ドラえもんが野生のネコ化してしまうって、
そんな設定知らなかったよ。

ドラえもんの声は自分が子どもの頃は大山のぶ代から水田わさびに変わって
いて、のび太や他の主要キャラも声のキャストが変わっていたが、自分的に
は全然違和感なかった。

何より甥っ子が楽しんでくれたので連れて行った甲斐はあった。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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パラノーマン ブライス・ホローの謎

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アメリカ
ファンタジー/ドラマ/ホラー/アニメ

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「コララインとボタンの魔女 3D」のスタッフが最新のCG技術を採り入れた
ストップモーションで描き出す感動のホラー・ファンタジー・アニメ。
幽霊と会話ができるいじめられっ子の少年ノーマンが、300年の呪いから町を
救うべく大活躍するさまを、死者たちの哀しい秘密に骨太なテーマを織り込み
つつ感動的に綴る。
監督は「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」のサム・フェルとこれが
長編デビューのクリス・バトラー。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

かつて魔女狩りの現場となったという町ブライス・ホロー。
ここに暮らす少年ノーマンには、死者と話せる特殊な能力があった。
しかし、そのせいで周りからは変人扱いされ、学校ではイジメに遭う毎日。
そんなある日、疎遠だったおじさんがノーマンにある使命を託して急死して
しまう。その使命とは、300年前に封印された魔女の魂が悪霊を呼び覚まして
町を滅ぼそうとするのを阻止せよというもの。
やがてノーマンの前に、ついに墓場から蘇った死者が姿を現わす。
ところが彼らはノーマンの助けを欲していた。ノーマンは町を災いから守る
べく、封印された魔女の正体を求めて奔走するが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

予告編でちょっと面白そうだなと興味惹かれたので、TOHOシネマズなんばにて
鑑賞。
2D字幕版を観たかったのだが、大阪では3D字幕版しか上映してなくて
泣く泣く3D料金を払って3D版を鑑賞。

エンドロールのノーマン製作過程が見応えあった。

『コララインとボタンの魔女』のスタッフが関わっているということで、
『コララインとボタンの魔女』を楽しめた自分としてはこれも楽しめるだろう
なって思って観に行ったんだが、予想通り楽しめて面白かった。

ストーリーは、主人公ノーマンが魔女の復活をくい止めるために奔走する様を
描きつつ、異常なものを差別・排斥しようとする集団心理の怖さ、赦しといった
教訓めいた内容で、ブラックな笑いを織り交ぜつつ最後まで飽きることなく
楽しめた。

最新のCG技術を採り入れたストップモーション・アニメということだけ
あって、映像は素晴らしい。ちょっとした仕草やまぶたの瞬きとか細かくて、
本作を仕上げるのに膨大な時間がかかったんだろうなと思うと、製作スタッフ
の熱意に頭が下がる。

だけど肝心の3D効果は一応あることはあったけど、飛び出し感はこれといって
なくイマイチかな。
上映前のミニオンの予告映像の方が飛び出し感はあった。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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シュガー・ラッシュ

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アメリカ
ファンタジー/アドベンチャー/ファミリー/アニメ

    * * * * * * * *

人間が知らないゲームの世界の裏側を舞台に、本当はヒーローになりたいと願う
ゲームの悪役キャラクターが奇想天外な大冒険を繰り広げるディズニー製作の
ハートウォーミング・ファンタジー・アドベンチャー・アニメ。
監督は「ザ・シンプソンズ」「フューチュラマ」などのTVアニメを手がけ、
本作が長編アニメ映画デビューとなるリッチ・ムーア。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

子どもたちを夢中にさせるゲームセンターには、閉店後に始まるもう一つの
世界があった。そこでは、一日の“仕事”を終えたゲーム・キャラクターたちが
集い、仲良く談笑しながら日々の疲れを癒していた。
そんなゲームの世界で30年間も悪役を演じてきた大男のラルフ。
本当は心の優しい彼は、みんなに愛されるヒーローになりたいと願っていた。
そんなある日、ついに我慢できなくなって自分のゲームを飛び出してしまった
ラルフ。やがて、お菓子の国のレース・ゲーム“シュガー・ラッシュ”に迷い
込む。そこで彼は、レーサーを夢見ながらも不良プログラムであるために仲間
はずれにされているおてんば少女ヴァネロペと出会う。
孤独だった2人の間にはいつしか友情が芽生えていく。
しかしラルフがゲームの掟を破ってしまったために、ゲームの世界にはかつて
ない危機が訪れようとしていた。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

往年のゲームのキャラがいろいろ登場している予告編に興味惹かれたので、
TOHOシネマズなんばにて鑑賞。
2D字幕版を観たかったんだが、吹替え版しかなくて仕方なく吹替え版を
鑑賞。

素晴らしい出来で面白かった!

日本語吹き替え版ということで剛力某みたいなゴリ押しキャストのために
作品が台無しになるかと心配だったが、山寺宏一を始めちゃんとしたキャス
ティングだったので違和感なく安心して観られた。

これは本当に面白くて最高だった。映像が綺麗なのはもちろんのこと、登場
する各ゲームの世界がそれぞれきちんと描き分けされていて見応えあった。

「フィックス・イット・フェリックス」は8ビットアーケードゲームなので
キャラがカクカクした動きをしてて、シューティングゲームの「ヒーローズ・
デューティ」では解像度の高いキャラが滑らかに動き、レースゲームの
「シュガー・ラッシュ」はパステルカラーをふんだんに使ったカラフルな
色彩でポップな感じで、マリオカートのようにアイテムを使ってライバル車を
妨害したりと観ていて面白かった。

ディズニーらしい友情や勇気を盛り込んだハッピーエンドな物語で、一応子供
向けの作品だけど、大人でも十分楽しめる内容で、ラルフが自分が消えて
しまうかもしれないのにヴァネロペのために身を犠牲にしようとするクライ
マックスの部分はちとウルッとした。

「ストリート・ファイター」の各キャラや、「ディグダグ」の主人公など、
特に30代40代の人には懐かしいゲームキャラがあちこちでチラッと見きれる
ので、それらのキャラを探す楽しみもあって大変面白く、満足できる一本だった。


お薦め度:★★★★★(5/5)

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君と歩く世界

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フランス/ベルギー
ドラマ/ロマンス

    * * * * * * * *

「真夜中のピアニスト」「預言者」のジャック・オーディアール監督が、
「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」のマリオン・コティヤールをヒロインに
迎えて贈る愛と再生の感動ストーリー。
事故で両脚を失ったシャチの調教師と粗暴なシングルファーザーの男が織り成す、
愚直で不器用ながらも飾りのない魂の交流を力強い筆致で描き出す。
共演に「闇を生きる男」のマティアス・スーナールツ。
原作はクレイグ・デイヴィッドソンの2本の短編。
それを1つの物語に再構成して映画化。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

腕っぷしだけが取り柄の貧乏男アリは、5歳の息子を連れて放浪を続けた末、
姉のもとに転がり込む。ある日、彼は用心棒をしているナイトクラブで他の
客とトラブルになっていた女性を助けて自宅に送り届ける。
その女性ステファニーは、観光名所のマリンランドで働くシャチの美人調教師。
しかし、彼女はショーの最中に事故に巻き込まれて両脚を失ってしまう。
絶望にうちひしがれ、心を閉ざすステファニー。ある時彼女はふと、かつて
ナイトクラブで助けてくれた男アリに連絡を取る。
再会したアリは、脚のないステファニーをまるで気遣うそぶりも見せず、
ステファニーはかえって気楽さを感じる。
そして、いつしか彼の不器用な優しさに惹かれていくステファニーだったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

また2カ月以上の出張になり、現地の映画館では『HK/変態仮面』が上映されて
いないので、東京まで観に行った際、ついでに新宿ピカデリーにて鑑賞。

マリオン・コティヤールの演技が良かった。

たまたま『ライジング・ドラゴン』と『HK/変態仮面』の間の時間潰しとして
丁度時間の合う本作をチョイスしたんだが、チラシ等から受けた予想とは
違う内容だった。

事故で両足を失った女性がある男性との付き合いを経て再生していく感動もの
かと思ったんだが、どちらかというとシングルファーザーのアリがメインの
ような感じで、つまんなくはなかったけど個人的には期待してたのと違って
ちょっとイマイチ感が。

アリの女性には優しいんだが、自分の子どもを邪険に扱う様が受け入れられ
なくて彼には終始感情移入できなかった。

だが、足を失くしたステファニーを演じたマリオン・コティヤールの演技は
抜群で、足を無くした絶望から、それを受け入れて新たな生活へと向かって
いく様は見応えあったし、CG処理された両足の映像は自然で全然違和感無かった。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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ライジング・ドラゴン

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香港
アクション/サスペンス/クライム

    * * * * * * * *

香港を代表するアクション・スターのジャッキー・チェンがトレジャーハンター
を演じるアドベンチャー。
12体から成る清王朝時代の秘宝を捜し求めるトレジャーハンター軍団が、世界
各国を巡るうちに陰謀に巻き込まれていく。
全身にローラーブレードスーツを装着した壮絶なカー・チェイスをはじめ、
ジャッキー・チェンが年齢を感じさせない超人的アクションを次々と披露。
『7日間の恋人』のクォン・サンウや『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
のオリヴァー・プラットら、国際色豊かな共演陣の顔触れも魅力だ。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

19世紀に起きたイギリスやフランスの侵攻によって、中国から持ち出されて
しまった清王朝時代の秘宝。それは12のパーツから構成されていたが、残る
数体の所在が不明となっていた。
世界的アンティークディーラーから幻のパーツの捜索を依頼されたトレジャー
ハンター「アジアの鷹」ことJC(ジャッキー・チェン)は、チームを編成して
パリ、南太平洋、中国などを飛び回る。
しかし、行く手を阻もうとする謎の敵と対峙(たいじ)。
さらに、秘宝とその捜索の裏に巨大な陰謀が隠されていることを知る。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

最近、中国にへつらったような政治的言動が多い印象を受けるJC。
とは言え、『大福星』や『ポリスストーリー』『プロジェクトX』など
彼の作品を小さい頃から見て育った世代としては、彼の最後のアクション映画と
聞いては、観ておかないとなって気持ちで、公開初日に新宿ミラノ1へ。

なんだかちょっとイマイチ・・・。

アクションはやはり年齢によるものからか往年ほどのキレはないものの、
それでも十分見応えあるアクションを序盤から最後までしっかり魅せて
くれて、アクション部分に関しては大満足。

だけどストーリーとか演出が酷い。
JCの映画だからコメディタッチなのは十分理解しているんだが、今回はその
コメディ部分がイマイチ。
無人島の所はまるでコントのようなドタバタだし、敵も弱くてイマイチ。

中国の物だった財宝や文化財はどんな理由であれ中国に返還するべきって
いう政治的メッセージが何だか傲慢。
だったらその前にチベット人から奪った財産や土地を返すべきだろうし、
尖閣諸島は我が領土なんてほざくことを止めてから言えって感じ。

後、劇中では韓国の古書に関しては一切出てこなかったのに、最後に
韓国の古書も返還云々ってあったけど、これは韓国人スタッフサイドからの
ゴリ押しなんだろうか?

個人的にはワンパターンだけど、中盤で一回負けて、立ち上がって最後に
勝って、エンドロールはNG集ってのが観たいんだけどな。

お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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HK/変態仮面

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日本
アクション/コメディ/ヒーロー

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90年代前半に『週刊少年ジャンプ』に連載されていたあんど慶周のギャグ漫画を、
TV「勇者ヨシヒコと魔王の城」、「コドモ警察」の福田雄一監督で実写映画化。
主演は「シュアリー・サムデイ」「ふたたび swing me again」の鈴木亮平。
共演に「仮面ライダーフォーゼ」の清水富美加。
また、本作の映画化を熱望した小栗旬が脚本協力で参加。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

紅游高校拳法部員の色丞狂介は、刑事だった父親の血を受け継ぐ正義感あふれる
青年。
転校生のお嬢様・姫野愛子に一目惚れした彼だったが、ある時、銀行強盗に巻き
込まれた愛子を救おうと覆面をして変装するはずが間違って女性用パンティを
被ってしまう。すると、ドMの父とドSの女王様だった母から受け継いだ変態の
血が覚醒し、潜在能力を極限まで引き出すことができる超人“変態仮面”に変身
したのだった。
それは決して誰からも賞賛されないヒーローだが、狂介はそこに悪者がいる限り、
パンティを被り、変態仮面へと変身する。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

最初、映画館でこの作品のチラシ観た時、本当に実写する気なの?正気か?って
思ったし、これは女性客は敬遠して男性客しか来ないんじゃないかと思ったり
したものの、当時、原作を読んでた世代としてはどんな出来なのか気になったので
公開初日に新宿バルト9にて鑑賞。

馬鹿馬鹿しいながらも爆笑したわ。

いやぁ笑ったわぁ。馬鹿馬鹿しい展開や敵とのやり取りに終始笑いっぱなし。
こんなに面白い作品だったとは思わなかった。『ライジング・ドラゴン』で
ガッカリした分も補って余る以上に楽しめた。

特に主演の鈴木亮平が良かった。体づくりもさることながらパンティ被って
臆面もなく真面目に演技する様が素晴らしく、そのギャップに笑わせられた。
他にもムロツヨシや佐藤二朗といった個性ある俳優達が自分達のキャラを全面に
押し出して変態仮面との対決を面白くしてくれて最高だった。

この手の馬鹿馬鹿しい作品って観ていて途中でシラケてしまうとダメなんだが
これは最後までこっちをシラケさせることなく最後まで勢いで持って行った感じ。

結構ガラガラなんじゃないかと思ったら、ほぼ満員気味だったし、若い女性客が
多くてびっくりしたし、女性客も劇中の下ネタに引いた感じもなく男性客と
一緒に大笑いしているのが印象的だった。


お薦め度:★★★★★(5/5)

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宇宙戦艦ヤマト2199/第五章 望郷の銀河間空間

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日本
SF/アクション/アニメ

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1974年にテレビ放送され、後に劇場映画化されるや、社会現象を巻き起こした
SFアニメ『宇宙戦艦ヤマト』。
謎の敵ガミラスとの戦闘、イスカンダルへ向かうという同作のストーリーを
ベースに、新たな物語を創造した新シリーズの第15〜18話を再編集した劇場版
第5弾。イスカンダルへ旅立ったヤマトの宇宙での戦いが繰り広げられる。
                                                              (MovieWalkerさんより抜粋)
    * * * * * * * *

ドメル(声:大塚明夫)の執拗な攻撃に疲弊していくヤマトのクルーたちの
なかには、“ヤマト計画”の実現性に疑問を感じる者も出始めている。
ガミラスの威力偵察をかわそうとヤマトはワープするが、ワープアウトした
宙域にはガミラスの大艦隊がいた。
智将ドメルの策略にまんまとはまったヤマトの運命は……。

危機を脱したヤマトは、補給のために惑星ビーメラに立ち寄る。
ビーメラは地球に似た環境を有する、人類移住に適した惑星だった。
古代(小野大輔)たちが調査に向かう間に、ヤマト計画に疑問を持つ一派が
反乱を起こす。一方、古代たちは、不時着した異星船を発見する……。

古代はビーメラ星に残された遺跡から、イスカンダルの情報を持ち帰る。
それは、滅亡した文明の残した亜空間ゲートを活用すれば、一気に数万光年の
大跳躍が可能になるというものだった。ゲートを再起動させるため、古代と
真田(大塚芳忠)、森雪(桑島法子)がシステム衛星に乗り込むが……。

ヤマトは亜空間ゲートによってバラン星にたどり着く。
そこには1万隻ものガミラスの大艦隊が集結していた。大マゼラン銀河に到達
するためには、バラン星のゲートを通過しなければならない。
沖田(菅生隆之)はガミラス艦隊を強行突破する策に出る……。
                                                              (MovieWalkerさんより抜粋)
    * * * * * * * *

今回も出張中なので、『ライジング・ドラゴン』や『HK/変態仮面』やヤマトを
観るために週末は東京へ。で第4章と同じく新宿ピカデリーにて鑑賞。

今回も見どころ一杯だったな。

前章はドメル艦隊とガトランティス軍の戦闘でこちらのハートを鷲掴みにして
きたけど、今回も冒頭で親衛隊長官ギムレー率いる航宙親衛艦隊による惑星
オルタリア殲滅戦でこっちのハートを鷲掴み。
それにしても移民したガミラス人もろとも惑星を焼き尽くすギムレーの冷血
っぷりが際立った描写だった。

そしてビーメラ星系近くでのヤマトとドメル艦隊の対決、バラン星での
ヤマトと中央軍総監ゼーリック率いる1万隻近い艦隊との激闘も大いに見応え
ある戦闘シーンで素晴らしかった。

戦闘シーンだけでなく、ヤマト側ガミラス側それぞれが一枚岩でない人間関係が
描かれていて興味深い。
ヤマト側では行程の遅れからヤマト計画が失敗に終わると危惧したイズモ計画派
によるクーデター事件が、ガミラス側ではデスラー暗殺事件が起きてそれぞれ
ひと悶着あって、ここのエピソードは興味深かった。

デスラーはここで死ぬなんてことはありえないのでアレは影武者で本物はどこに
潜んでるのかと思ったらUX-01に居た。まさかあそこに居るとは思わなかったな。

イズモ計画派のクーデターも観ていて思ったんだが、ビーメラ4に移住した所で、
すぐにガミラスから遊星爆弾撃ちこまれたら、結局地球と同じ目に遭いそうなん
だけど。ガミラス本土から近い分、侵攻も早いだろうし。
ガミラス倒さない限り、ヤマト計画もイズモ計画もその場しのぎにしかならないん
じゃないかと・・・。
前々から何かしでかそうな言動していたクーデター首謀者の伊東、失敗後から
一切出てこないんだが、新見薫と同じように監房に入れられたかな?
それとも処刑されたんだろうか?まぁ新見と違ってヤマトに必要な人材では
なさそうだから処刑されてフェードアウトしてもこっちはどうでもいいんだけど。

第6章「到達!大マゼラン」は6月15日公開で、最終の第七章は8月24日公開と、
テンポよく公開されるのはありがたいな。
UCガンダムやコードギアスもここまでとはいかなくても、もうちょい公開感覚が
短いと嬉しんだが。


お薦め度:★★★★★(5/5)

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ボクたちの交換日記

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日本
ドラマ

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人気放送作家・鈴木おさむのベストセラー小説『芸人交換日記〜イエローハーツ
の物語〜』を、人気お笑いコンビ“ウッチャンナンチャン”の内村光良監督で
映画化したハートフル青春ドラマ。
ひょんなことから交換日記を始めた売れないお笑いコンビの挫折と友情の物語を
感動的に綴る。
主演は伊藤淳史と小出恵介、共演に長澤まさみ、木村文乃、川口春奈。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

高校の同級生、田中と甲本はお笑いコンビ“房総スイマーズ”を結成、成功を
夢見て懸命にお笑いに取り組んできた。
しかし12年が経ち、30歳を目前にしても未だに鳴かず飛ばず状態。
いよいよ危機感を募らせた2人は、甲本の提案で交換日記を始めることに。
戸惑いつつも、いつしか互いに本音をぶつけ合い、再び夢に向かって走り出す
2人だったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

『宇宙戦艦ヤマト2199 第5章』を観たあと、このまま帰るのもアレなんで、
前から気になっていたウッチャンナンチャンの内村光良が監督したという
本作を続けて新宿ピカデリーにて鑑賞。

なかなかに良かった。

芸人のウッチャンが監督した芸人のお話しなので、劇中、爆笑とかクスッと
できる内容かなって思ってたんだが、続けたいけど諦めないといけない
芸人の悲喜こもごもを描いたストレートな内容で、最後までダレずに観られる
一本だった。

一線で活躍している人たちの裏にはこういったなかなか芽が出ずに悶々と
している人たちがごまんといるんだろうな。
これは芸人に限らず、プロ入りしたものの一軍に定着できず数年で引退して
いくプロ野球選手とか他の業種にも当てはまるので、観ていて共感できる
人は多いかも。

甲本が事務所の社長とTV局のプロデューサーにコンビ解散するように促される
所で悔しさとか哀しさとかいろんな感情が織り混ざった涙を流すシーンは
グッと来たな。

ただ17年後の描写だけど、もうちょっとメイクなりで年齢感じられるふうに
出来なかったのかな。妙に若々しくてリアリティが薄い感じを受けた。


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ゲットバック

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アメリカ
アクション/サスペンス
DVD観賞

    * * * * * * * *

『コン・エアー』の主演と監督コンビ、ニコラス・ケイジとサイモン・ウェスト
が約15年ぶりにタッグを組み、銀行強盗の男が誘拐された娘を助け出すために
戦う姿を描いたサスペンス・アクション。
まな娘を取り戻すためなら手段を選ばない父親の命懸けの奪還劇が、仲間の
裏切りや警察との攻防、誘拐犯との緊迫した駆け引きと共に展開。
共演には『J・エドガー』のジョシュ・ルーカス、『キリング・ショット』の
マリン・アッカーマンらがそろう。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

銀行強盗の罪で刑務所にいたウィル(ニコラス・ケイジ)は、出所当日娘の
アリソン(サミ・ゲイル)に会いにいくが、父親に対し怒りの感情が満ち
あふれているアリソンは彼の前から立ち去ってしまう。
その直後、娘を誘拐したという脅迫電話が入り、ウィルが8年前の犯行後に
失った10億円を12時間以内に引き渡すよう要求してくる。
ウィルは誘拐犯の行方を追いながら、身代金のため再び銀行強盗を計画
するが……。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

公開当時観に行こうかと思いつつもスルーしちゃったんだが、ニコラス・
ケイジの出演作は何気に毎回観てて、ちょっと気になったのでDVDで鑑賞。

娘役のサミ・ゲイルが可愛いなぁ。

内容は昔の強盗仲間に娘が誘拐され、当時盗んだ金を寄越せと言われた主人公が
娘を奪還すべく奔走する『96時間』っぽいアクションサスペンスもの。

だけど『96時間』ほどのスリリングさサスペンスさは無かった。

とは言えつまんないことはなく、それなりにカーチェイスやアクションがあって
安定の面白さのあるいつものニコラス映画だった。

誘拐される娘アリソン役のサミ・ゲイル。
金髪ショートカットが似合ってて可愛い!!


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