フランス
コメディ/ドラマ
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冴えない人生を送る中年女性たちが、それぞれの事情を抱えながらプロレスと
いう未知の世界に飛び込み、人生の再起を期して奮闘する姿を描いたフランス
発のハートウォーミング・コメディ。
主演は「みんな誰かの愛しい人」のマリルー・ベリ、共演にナタリー・バイ、
アンドレ・デュソリエ。
監督はフランスのテレビ畑出身で、これが映画監督デビューのジャン=マルク
・ルドニツキ。
(allcinemaさんより抜粋)
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フランス北部の田舎町。ある罪で服役していたローズは、5年ぶりに出所する
とすぐに最愛の息子ミカエルのもとへと向かう。
しかし里親のもとで平穏に暮らしていたミカエルは、ローズに対してすっかり
心を閉ざしてしまっていた。
そんな時、ミカエルが大のプロレス・ファンと知ったローズは、彼に喜んで
もらいたい一心で、元プロレスラー、リシャールのジムの門を叩く。
しかし素人など相手にする気のないリシャールは、仲間を集めてから来いと
無理な条件を付けて追い返す。ところがローズは、スーパーのレジ係として
働くワケアリな同僚3人を説得することに成功してしまう。
そんなローズの熱意に押され、リシャールも渋々ながらコーチを引き受ける
ことに。こうしてローズたち4人はそれぞれの思いを胸に、プロレスデビュー
という無謀な挑戦に向けて猛特訓を開始するが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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プロレスを題材にした作品ってことで、プロレス好きとしては大いに興味に
惹かれたので、さっそくテアトル梅田に観に行くことに。
思った以上に笑えて面白い作品。
話しの展開は至ってオーソドックスで、とある罪で服役していた主人公が、
出所するも、里親のもとにいる息子は心を開いてくれない。そんな息子の
関心を惹こうと息子が好きなプロレスのリングに上がろうと、仕事をしなが
らプロレスラーとしてトレーニングを積む。でもトラブルがあって仲間との
友情とかに傷が入ったり、仲直りしたりして、最終的に息子の前でリングで
試合するというよくある王道物。
でもって展開に甘いところやツッコミどころもあるものの、適度に笑い所も
ありつつ、ちょっとホロリとくるとこもあったりと、観ていて面白く観られる
良作。
で、WWEが協力していることもあって、彼女達がきちんとプロレスしていて
プロレスが好きな自分でも大いに楽しめて見応えあった。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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