台湾/香港/中国
ドラマ/青春/音楽
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国際的に活躍する台湾の天才ピアニスト、ホアン・ユィシアンの半生を
ベースに、主人公をユィシアン本人が演じて描く感動の音楽青春ストーリー。
視覚障害を抱え、幾多の困難に晒されながらもプロのピアニストを目指す
主人公が、同じくプロのダンサーを夢見る少女と出会い心を通わせていく姿を
軸に、家族の絆や仲間たちとの友情が織り成す心温まる青春模様を綴る。
共演にサンドリーナ・ピンナ。
監督は本作の元になった短編を手がけ、これが長編デビューとなる
チャン・ロンジー。
(allcinemaさんより抜粋)
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生まれつき目が不自由ながらもピアノの才能に恵まれたユィシアン。
台北の大学に進学した彼は、親元を離れ、寮生活に挑戦する。
不慣れな都会での暮らしに加えクラスの輪に溶け込めず、心細い日々を送る
ユィシアン。だがやがて、陽気なルームメイトに誘われて始めたバンド活動で
ようやく自分の居場所を見つける。
そんな中、彼は街でダンサー志望の少女シャオジエと知り合う。
夢と現実の狭間で苦闘していた2人は、互いの存在を励みに、再び夢に
向かって歩み始める。
(allcinemaさんより抜粋)
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予告編を見て、これは観たいなぁって思いつつも仕事が忙しくてDVDスルーかな
って思ってたら、ちょっと仕事が落ち着いたのでシネ・リーブル神戸にて鑑賞。
今ひとつ盛り上がりに欠けるような印象。
台湾映画って面白い作品が多くて好き。
その中でも青春物は観ていて心にグッと来たり、ホロっとする作品が多い
ので、コレもちょっと期待してた。
類まれなる音楽の才能がありつつもコンクールの出場にトラウマがある
盲目のユィシアンと、家の事情でダンサーへの夢を諦めているシャオジエが
出会うことで、お互いに刺激を受けてそれぞれ新たな夢に向かい始めるという
もので二人の関係性は観ていて心地いい。
同じ学科の学生からは邪険にされるも、学科の違う寮生との出会いは新生活を
送る上で不安だったユィシアンにとって大きかったんだろうな。
彼がユィシアンを盲目だからって邪険にもしないし、特別扱いもしないのが
ユィシアンにとっては心地良かったんだろうな。
彼が相部屋じゃなかったら、ユィシアンの学生生活はつまらないものになって
たかも。
ただ観ていて今ひとつ盛り上がりがないような感じ。
サークル仲間がだまし討ちでコンクールに出ることになったけど、トラウマの
あるユィシアンが案外すんなり出場しちゃってるし、トラウマの克服とか
どうなったのかな?って思っちゃったり。
チラシにある「観客の涙に包まれ”観客賞”受賞」っていうほどの感動とかは
なかったかな。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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