日本
アクション/クライム/コメディ
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「ドロップ」「漫才ギャング」に続いてこれが長編3作目となる品川ヒロシ
監督が、木下半太の同名小説を豪華キャストで映画化した痛快エンタテイン
メント・クライム・コメディ。
人生の一発逆転をかけた銀行強盗に成功し、大金を1/3ずつ山分けするはず
だった3人の男たちを待ち受ける予測不能の顛末を、騙し合いと裏切りが入り
乱れる二転三転のストーリー展開で軽妙かつスリリングに綴る。
主演は藤原竜也、田中聖、小杉竜一、
共演に中島美嘉、窪塚洋介、池畑慎之介☆ほか。
(allcinemaさんより抜粋)
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川崎にあるキャバクラ“ハニーバニー”。オーナーの破魔翔は裏社会にその名を
轟かせる凶暴凶悪な闇の帝王。
ある日、雇われ店長のシュウは店の売上金400万円を紛失し、窮地に陥る。
彼は博打で借金まみれのボーイ“コジ”と破産寸前の常連客“健さん”を誘い、
銀行強盗を決行、1億6000万の大金を手に入れることに成功する。
さっそく3人はハニーバニーの店内で奪った金を3分の1ずつ分け合うことに。
ところがそこで、それぞれの取り分を巡って仲間割れが勃発する。
そこには、オーナーの破魔翔に加え、シュウに強盗話を持ちかけた元女優の
ナンバー1キャバ嬢まりあ、川崎の魔女の異名を持つ伝説的金貸し渋柿多見子と
いった一筋縄ではいかない面々の欲望渦巻く秘めたる思惑が複雑に絡み合って
いたのだが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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前作『漫才ギャング』が大変面白かった品川ヒロシ監督の3作目ってことで、
監督の先輩である某お笑い芸人監督のクソ映画に比べたら全然楽しめるだろう
ってことでなんばパークスシネマで鑑賞。
某先輩お笑い芸人監督の映画よりも大変面白かった。
前作同様、個人的には大変面白く観られる作品だった。
適度に笑い所が入っててテンポもよく個人的にダレることなく最後まで楽しめる
一本だった。
キャスティングが良かった。主役の3人をはじめ、HG、壇蜜、海原ともこ、
ホモ3人衆、松田大輔らがキャラにあった役柄でなかなかに良かった。
ヒロインの中島美嘉も予告編ではなんで彼女?って思ったけど、観てみると
悪くなかった印象。
ただ嫌いな芸人の河本が出てたので、奴が出てるシーンでは興醒めした。
主役3人以上にマンションからアイキャンフライした窪塚洋介の破魔翔の
キャラがよかった。主役三人を喰ってしまうほどのハマり役だった。
今回の作品を観て、品川監督は、先輩の某お笑い芸人監督よりも監督としての
才能もセンスも遥かに上だなぁと改めて感じた。
いや某先輩お笑い芸人監督が才能なさすぎな分、品川監督が凄くイイ監督に
見えてしまうだけなのかも。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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