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レイルウェイ 運命の旅路

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オーストラリア/イギリス
ドラマ/戦争

    * * * * * * * *

太平洋戦争当時、日本軍は補給路確保のため、タイとビルマを結ぶ鉄道“泰緬
(たいめん)鉄道”の建設に乗り出す。
その際、日本の捕虜となった連合軍兵士も建設に動員され、劣悪な環境の中で
多くの死者を出すなど“死の鉄道”と呼ばれて戦後に国際的な問題となった。
本作は、そんな英国兵捕虜の一人エリック・ローマクスが自らの過酷な捕虜
生活と、憎しみの対象であった日本人通訳・永瀬隆との奇跡の再会と和解を
綴った自叙伝『泰緬鉄道 癒される時を求めて』を映画化したヒューマン・
ドラマ。
後年のエリック・ローマクスとその青年時代を演じるのは「英国王のスピーチ」
のコリン・ファースと「戦火の馬」のジェレミー・アーヴァイン、一方の永瀬
隆役には、それぞれ真田広之と石田淡朗。
共演にニコール・キッドマン、ステラン・スカルスガルド、サム・リード。
監督はオーストラリア出身のジョナサン・テプリツキー。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

鉄道オタクの初老男性エリック・ローマクスは、列車の中で出逢った女性パト
リシアと恋に落ち結婚する。幸せな結婚生活を送る2人だったが、ほどなく
パトリシアはエリックが第二次大戦のトラウマにいまも苦しめられていることを
知る。
英国軍兵士だった彼はシンガポール陥落の際に日本軍の捕虜となり、鉄道建設に
駆り出されて悪夢のような日々を送ったのだった。
彼の苦しみを癒そうと献身的に支えるパトリシア。
そんな中、退役軍人仲間から、憎き日本軍の通訳・永瀬隆がいまも生きてタイに
暮らしていると知らされ動揺を隠せないエリックだったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

予告映像とかの事前情報もなく真田広之とニコール・キッドマンが出演している
ってだけでなんばパークスシネマへ。

見応えのある内容だった。

何の予備知識が無くて『レイルウェイ』ってタイトルから、中井貴一や三浦友和
の『RAILWAYS』の海外版か?なんて思ってたら第二次世界大戦で捕虜になり心の
傷を受けたイギリス人の話だった。

拷問を受けて心の傷を受けて、長い年月を経て当時の自分を拷問した通訳に遭い
に行って相手も苦しんでいることを知って赦しちゃうって感じの事実を基にした
お話しで、なかなかに見応えのある内容だった。

捕虜なのに物資をちょろまかしてラジオを作ったりしちゃうから拷問されても
仕方ないなぁって思ったりした。
日本軍からしたら、ただでさえ不足しがちな物資を勝手に使ってんじゃねぇよ!
って怒りもあるだろうし、捕虜達が何か企んでいるって疑心暗鬼からの恐怖も
あったのかもしれない。

とは言え、個人レベルではいつまでも恨みに思う続ける気持ちはわかるし、その
相手を赦してしまえる主人公の度量の大きさに凄いな。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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