デンマーク/フランス
ドラマ/クライム/格闘技
DVD観賞
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『ドライヴ』で注目を浴びたニコラス・ウィンディング・レフン監督と
ライアン・ゴズリングが再度手を組んだ異色サスペンス。
兄を殺され復讐を果たそうとする弟と、その前に立ちはだかる謎の男との手に
汗握る攻防を描写する。
究極の悪女を演じるのは『イングリッシュ・ペイシェント』などの
クリスティン・スコット・トーマス。
ダークな映像美はもとより、複雑に絡み合う人間模様に最後まで翻弄される。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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ビリー(トム・バーク)とジュリアン(ライアン・ゴズリング)兄弟は故郷
アメリカから逃げ、タイのバンコクでボクシングジムを経営しながら、
その裏でドラッグビジネスに手を染めていた。
ある日、兄ビリーが若い娼婦をなぶり殺しにした末、彼女の父親に殺害される。
犯罪組織を仕切る兄弟の母親(クリスティン・スコット・トーマス)が
アメリカから急行し……。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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劇場で予告編を見た時の映像と音楽で面白そうと思いつつも、観に行く機会を
逃してしまったのでDVDで鑑賞。
劇場で観てたら間違いなく寝落ちしてた。
赤や青を強調した暗めの映像や耳に残る音楽、ゆったりとした展開。
個人的には、この世界観は嫌いじゃない。
お話し的には、売春婦の少女を殺しちゃった兄貴が殺されたので、仇を討とう
としたら、兄貴がクズだったので仇討止めたら、ママが来て、ママの音頭で
仇討しようとしたら、逆にママが殺されちゃった。って言うもので、話し的
には90分もいらない単純な物で、それを映像表現やゆったりとして展開で
何とか90分に纏めた感じで、劇場で観てたら間違いなく寝落ちしてたと思う。
ライアン・ゴズリング演じるジュリアンも、ヴィタヤ・パンスリンガム演じる
相手役のチャンも寡黙で必要以上に喋らないし、ジュリアンのママ以外の
登場人物も基本口数が少ないので、それがまた眠気を誘うんだけど、個人的に
こういうノワール映画に出てくる登場人物は寡黙な方が好きなので、面白く
観られた。
こういう世界観が好きな人にはたまらないと思うが、それ以外の人には、
まぁお薦めは出来ない一本かなぁ。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
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