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なまいきチョルベンと水夫さん

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スウェーデン
ファミリー/コメディ

    * * * * * * * *

スウェーデンの児童文学者アストリッド・リンドグレーンの「わたしたちの
島で」を基に、牧歌的な島で展開する子どもたちと動物たちの交流を描く
人間ドラマ。
手つかずの自然が広がる美しい島を舞台に、そこで生きる人々の喜怒哀楽を
笑いを交えて映し出す。
大人さえやり込めてしまう主人公を演じる子役のマリア・ヨハンソンの好演や、
アザラシやウサギなどさまざまな動物たちをこよなく愛し、共存しようと
する子どもたちの姿に心打たれる。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

活発な少女チョルベン(マリア・ヨハンソン)は、風光明媚(めいび)な
スウェーデンの避暑地ウミガラス島に住んでいる。
彼女は愛犬水夫さんといつも一緒で、夏をこの島で過ごすスティーナ
(クリスティーナ・イェムトマルク)やペッレ(ステファン・リンドホルム)
とも仲良しだ。
ある日、チョルベンはヴェステルマン(マンネ・グルンベリエル)さんに
アザラシの赤ちゃんをもらい大喜びするが……。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

『ぼくを探しに』と『ソウォン/願い』の間の時間潰しで観る予定の無かった
本作を鑑賞。

思った以上に楽しく観られた。

これ、もとはテレビシリーズだったのを1964年に映画化されたスウェーデン
映画で、日本では、『わたしたちの島で わんぱくアザラシのモーセ』という
タイトルでDVD販売されたもので、製作50周年ということで『なまいき
チョルベンと水夫さん』と邦題を改題して劇場公開されたとのこと。

1964年の古い作品だし、児童文学の映画化作品なのでイマイチ面白くないん
だろうなぁなんて思いつつ観はじめたら、これがなかなかに面白かった。
チョルベンを始めとする子供たちが愛らしくて、観ていてほっこりする。

カエルにキスしたら王子さまになるといって、実際にカエルを捕まえて
キスしたり、たまたまその時に現れた青年ペーテルをカエルが変身した
王子さまと信じて、ペーテルにキスしたらカエルに戻るといって実践したり、
大人に向かって地獄に堕ちろとか言っちゃったり、無邪気で自由なチョルベン
とその仲間たちは観ていて飽きない。

その中でも、いつもチョルベンについてまわるスティーナが特に愛らしい。
あざらしのモーセを売られないように自分たちで小遣いを稼いで買い取ろう
とするんだけど、他の子供たちは観光客の荷物運びとか小銭を稼ぐのに、
スティーナはお話し聞かせて幾ら、聞きたくないなら4倍の幾らっていう
あくどい商売っぷり。ここのメルケルさんとのやり取りは凄い笑った。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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