フランス/カナダ
アクション/クライム
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「アメリ」「ミックマック」のジャン=ピエール・ジュネ監督がライフ・
ラーセンの異色冒険小説『T・S・スピヴェット君 傑作集』を原作に、
自身初の3D映画に挑戦したアドベンチャー・ドラマ。
スミソニアン学術協会から由緒あるベアード賞を授与されることになった
10歳の天才少年T・S・スピヴェットが、授賞式に出席すべく家を飛び出し
たった一人でアメリカ横断の大冒険を繰り広げる中で、様々な経験を重ね、
家族との絆を見つめ直していく姿を3Dによるイマジネーションあふれる
映像で描き出していく。
主演はTV「ザ・フォロイング」のカイル・キャトレット、
共演にヘレナ・ボナム=カーター、ジュディ・デイヴィス。
(allcinemaさんより抜粋)
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10歳の天才少年T・S・スピヴェットの家族はみな変わり者。
モンタナの田舎で広大な牧場を営む父テカムセは身も心もカウボーイ。
小さな生きものに恋する昆虫博士の母クレアに、本気でアイドルを目指す姉の
グレーシー。そして二卵性双生児の弟レイトンは、頭脳派のスピヴェットとは
対照的に、活発で運動や銃の扱いに長けた父親自慢の息子。
ところが、その弟がスピヴェットと遊んでいるときに銃の事故で亡くなって
しまう。以来、家族は悲嘆に暮れ、スピヴェットは自分を責める続けていた。
そんな時、スミソニアン博物館からスピヴェットの発明が栄えあるベアード賞を
受賞したとの知らせが届く。
一度は授賞式への招待を辞退するスピヴェットだったが、家にも学校にも居場所
のない彼は、博物館の次長ジブセンの熱心な誘いを受けることに。
こうして家族に置き手紙だけを残し、たった一人で遥かスミソニアン博物館
めざして旅立ったスピヴェットだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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これは前に予告編を観た時に面白そうだなぁと思ったので、京都シネマで鑑賞。
姉役の娘、時おりクロエ・グレース・モレッツに見える。
「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督作品ってからなのか、『フランク』
に比べて客の数が全然違って混んでた。
それぞれ他の方向を向いている愛情表現が下手な家族が、スピヴェットの一人旅を
きっかけに家族の愛を再確認する再生の物語で、独特の映像美に引き込まれて
楽しめる一本だった。
道中でのスピヴェットと出会う大人達との交流は笑えたりほっこりできたりと
見応えある作品だった。
主役のカイル・キャトレットが凄いな。
イケメンで可愛い上に演技が上手くて、将来が有望だな。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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