香港/中国
アクション/ファンタジー
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古代中国を舞台に4人の特殊能力を持つ秘密捜査官の活躍を描いた人気小説を
映画化し、中国でヒットを記録したアクション時代劇の続編。
前作で描かれた偽金事件の黒幕が国家への復讐(ふくしゅう)をたくらみ、
皇帝直属の特務機関“神侯府”内に仲間割れが生じる中、捜査官らが再び巨悪
との戦いに身を投じていくさまを活写する。
出演は、『戦場のレクイエム』などのドン・チャオや『エグザイル/絆』などの
アンソニー・ウォンなど。
前作に続き、ゴードン・チャンとジャネット・チュンがメガホンを取る。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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皇帝直属の特務機関“神侯府”の秘密捜査官、“四大名捕”の冷血(ドン・
チャオ)らは偽金事件を解決。
しかし、事件の黒幕・安世耿(ウー・ショウポー)の父親である安雲山(ユー
・チェンフイ)の絶大な超能力により、安世耿は樹木と同化し復活していた。
さらに安雲山は、神侯府を率いる諸葛正我(アンソニー・ウォン)に変身し、
首都警察“六扇門”の隊長・柳(チェン・タイシェン)を亡き者にし……。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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シネマート心斎橋で、「秋の香港・中国エンターテイメント映画まつり」の
『ドラゴン・フォー 秘密の特殊捜査官/隠密』に観た後、続けて鑑賞。
前作より、リウ・イーフェイが綺麗。
前作は、贋金事件をきっかけに神侯府に冷血・無情・鉄手・追命が揃うまでを
描いた物で、今作はその続きなので、いきなりこちらを観たら何が何やらで
意味不明なので、観るなら前作から観ることをお勧めする。
今回は、前作の黒幕の父親が黒幕として登場し、六扇門の捕神殺害を機に無情の
一族が殺害された十数年前の事件が絡まり、神侯府の内部分裂を図る黒幕との
戦いを描いた内容で、武侠物好きとしてはまずまず満足できる内容なんだけど、
やっぱりテンポが悪いのか、中盤で猛烈に眠気が催す。
リウ・イーフェイ、前作より綺麗に撮られていたんだけど、無情が歩けるように
なったりしたらダメじゃん。足が悪くて歩けないけど念力とか人の心を読めたり
する能力があるっていう設定なのに、その弱点を失くしたりしたらほぼ無敵状態
やん。ちと面白みが薄れるな。
無情らが脱獄するあたりからアクションづくめで俄然面白くなるんだけど、
あの終わり方だと、まだまだ3や4と続く感じなんだろうなぁ。
調べたら、3はすでにあるそうなので、是非日本での上映を期待したい。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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