2014年/フィリピン <海外初上映作品>
カラー105分
フィリピン語(日本語字幕)
監督 : ドド・ダヤオ
プロデューサー: ロナルド・アルゲレス
脚本 : ドド・ダヤオ
出演 : ジョエル・ラマンガン
ヴィクター・ネリ
R・K・バガツィング
アンソニー・ファルコン
ティモシー・マバロト
悪魔、カルト教団、終末論、贖罪、キリスト教史観、そして全編にちりばめられた
死のイメージ。映画&アート系ライターとして知られるドド・ダヤオ監督の長編第
1作は、国民の9割がクリスチャンであるがゆえに「悪魔の存在を日常的に感じて
いる」フィリピンならではの、新感覚のホラー映画。
『愛シテ、イマス。1941』や『シャシャ・ザトゥーナ』の監督として知られるジョ
エル・ラマンガンが警察官チーフ役で出演、抑えた演技で作品に厚みをもたせて
いるのにも注目したい。
本作はシネマラヤ映画祭の対抗軸として存在感が急上昇しているシネマワン・オリ
ジナルズ映画祭の2014年ブランプリ作品である。
(第10回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
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超大型台風がマニラを直撃したその夜、警察署に足止めを食らった4人の警察官
たちと小間使いの老人。
不穏な空気が流れる中、また一人ネイサンと名乗る少年が連行されてきた。
悪魔憑きが疑われるネイサンの存在は警察署内のパワーバランスを崩し始め・・・。
(第10回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
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悪魔憑きがどうのこうのって感じのホラーっぽいので面白そうかなぁと思い
観に行くことに。
正直イマイチだった。
今回のアジアン映画祭3本目はホラーチックな感じのフィリピン映画の本作を
チョイス。
この前とその前に観た2作が終始笑える面白い作品だったのに対して、こっちは
淡々と進み、途中で無音のビデオ映像が長々と流されて、この辺で観てる自分は
飽きてきて、何度か寝落ちしちゃった。
悪魔憑きが疑われるネイサンが連行されてきたあたりからちょっと面白みが
出て来て、惨劇がおきるラストまでは面白く観られたけれど、それまでは
個人的にはイマイチだった。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
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