日本
コメディ/ドラマ
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パリの一流ホテル“シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)”を舞台に、
倒産寸前の旅行会社が2つのツアーを“二重売り”したことから巻き起こる
ドタバタ劇を綴った浅田次郎の同名ベストセラーを、「相棒」シリーズの
水谷豊主演で映画化したコメディ・ドラマ。
監督は「探偵はBARにいる」「相棒シリーズ X DAY」の橋本一。
(allcinemaさんより抜粋)
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“シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ”。太陽王ルイ14世により建てられたその豪奢な
建物は、日本語で王妃の館を意味するパリの一流ホテル。
ある日、そこに滞在できることが売りのツアーが企画される。
ところが、そのツアーは2組あり、一方が旅行代金200万円の豪華ツアー、もう
一方が旅行代金29万8000円の格安ツアーで、しかもなんと、同時催行。
それは、倒産寸前の旅行会社の女社長・朝霧玲子が企画した、ダブルブッキング
・ツアーだった。
そうとは知らず、日本からやって来た2組合わせて11名のワケあり男女。
それぞれにパリ観光を満喫する2組だったが、決して鉢合わせしないよう、朝霧
とその部下・戸川によって巧みに誘導されていた。
そんなツアー客の中には、ルイ14世を主人公にした新作小説執筆の為に参加した
売れっ子作家・北白川右京もいたのだが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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予告編観た時に、何となくつまんない臭がしたので、公開初日に観ようかどうか
悩んだあげく『龍三と七人の子分たち』をチョイスしたんだけど、今日、つまん
なくてもいいからとりあえず観とこうかなと思い、『THE NEXT GENERATION パト
レイバー 首都決戦』をなんばパークスシネマ観に行ったついでに貯まった鑑賞
ポイントで鑑賞することに。
もしかして原作もつまんなかったりする?
製作委員会にテレビ朝日が入っていて、そのテレビ放送のドラマ『相棒』の主人
公杉下右京が水谷豊で、右京つながりで主演を水谷豊にしたんだろうなぁ~って
推測できてしまう時点で、もうつまんない臭がプンプンしたんだけど、案の定
つまんなかった。
ホテルの部屋をダブルブッキングして、それぞれのツアー客を鉢合せしないよう
に、ツアーコンダクターが奮闘したり、癖のあるツアー客がいろいろと騒動を
起こしたりと面白くなりそうな設定なのに、全然活かされてないし、早々と
安いツアー客には寝るときは屋根裏で寝ろとか、折角の設定を放棄したり、
だったら最初から安いツアーの客は屋根裏部屋に通せばいいやんとかツッコミ
所も多々あったり、緒方直人のヅラネタも全然活かすこともなく、ただただ
超つまんない作品だった。
あげくに所々差し込まれるルイ14世の時代のシーンが酷い。
『テルマエ・ロマエ』ほどにないにしろ、現地の俳優さん使ったりすればいい
のに、顔の平たい族がパリ市民演じても滑稽で学芸会にしか見えない。
原作は未読なんだけど、もしかして原作もこんなにつまんないのかな?
それとも原作は面白いのに、映画がつまんないだけなのかな?
ただ田中麗奈をスクリーンで観られたのは良かった。
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