日本
ミステリー/サスペンス
* * * * * * * *
「このミステリーがすごい! 2012年版(海外編)」「週刊文春ミステリーベスト10
2011年(海外部門)」「ミステリが読みたい! 2012年版(海外篇)」いずれも
第一位を記録した、デイヴィッド・ゴードンのミステリー小説『二流小説家』を
映画化。
監督と脚本はテレビドラマ「遺留捜査」シリーズの猪崎宣昭、共同脚本は
「遺留捜査」に参加した尾西兼一と伊藤洋子、そして「しあわせのパン」の
三島有紀子が担当。
連続殺人事件に巻き込まれる売れない小説家の運命を描く。
(allcinemaさんより抜粋)
* * * * * * * *
売れない小説家の赤羽一兵のもとに、連続殺人事件で死刑判決を受けた
呉井大悟から、自分の告白本の執筆を頼みたいとの手紙が届く。
呉井は自分の熱狂的な信者である三人の女性を取材し、自分を主人公とした
官能小説を書いてくれれば、告白本の出版を許可すると告げた。
一流小説家になりたい赤羽は官能小説の執筆を開始するが、取材のため三人目
の女性を訪ねた際、頭部のない死体と赤いバラの花を発見する。
それは12年前、呉井が起こしたとされる連続殺人事件とまったく同じ手口の
犯行だった。
(allcinemaさんより抜粋)
* * * * * * * *
『エンド・オブ・ホワイトハウス』でも観ようかと思い、近場の映画館に
行くも上映スケジュールが合わなかったので、代わりに本作をレイトショーで
鑑賞。
うん、普通に面白かった。
観に行った人からはイマイチってのをちらほら聞いてたので、あんまり期待
せずに観たんだけど、普通に楽しめる内容だった。
115分と長すぎず丁度ええ長さで、途中でダレることもなく最後まで観られた
ので個人的には満足。
それに呉井大悟を演じた武田真治の存在が凄かった。
主演の上川隆也も良かったけど、それ以上に武田真治のイカレっぷりが
際立っていた。
ただ、片瀬那奈演じる千夏があからさまに怪しすぎて、却ってコイツは
真犯人じゃないなと思えたり、赤羽一兵の母親役の賀来千賀子が回想シーンで
顔出ししていたのに、呉井大悟の母親が不自然なほどに回想シーンで顔を見せ
なかったので、もしかしたら母親生きてて、事件に関係してんじゃね?って
思ったら、その通りの展開だったのはちょいと興冷め。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。