日本
ホラー/ミステリー
* * * * * * * *
人気作家・小野不由美の第26回山本周五郎賞受賞作『残穢』を竹内結子と
橋本愛の主演で映画化したホラー・ミステリー。
奇妙な音がするというマンションの住人からの投書をきっかけに、その原因
究明に乗り出した主人公たちが繰り広げる調査の行方と、やがて明らかとなる
驚愕の真実をミステリー・タッチで描き出す。
共演は坂口健太郎、滝藤賢一、佐々木蔵之介。
監督は「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」の中村義洋。
(allcinemaさんより抜粋)
* * * * * * * *
怪談雑誌で読者の体験談をもとにした短編を連載している小説家の「私」。
ある日、読者の女子大生・久保さんから“今住んでいる部屋で奇妙な音がする”
という手紙を受け取る。
興味を持った「私」は彼女と連絡をとり、一緒に調査を開始する。
すると、そのマンションでは他にも不思議と人が居着かない部屋が存在した。
しかも過去の住人たちが、引っ越し先で不可解な死に遭遇するケースがたびたび
起こっていたことも分かってくる。
そこで「私」と久保さんは、作家の平岡芳明や心霊マニアの三澤徹夫、
「私」の夫でミステリー小説家の直人らの協力を得て、さらなる調査を進めて
いくのだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
* * * * * * * *
予告映像で何となく興味持ったのと、監督が中村義洋だし演技がドヘタな
アイドルが主演じゃないってので、これはつまらないことはないだろうな
って判断して観に行くことに。
コレはコレで結構怖い。
貞子やら伽椰子みたいなのは出てこないし、いきなり大きな音で驚かしたり
しない今までのパターンにない感じのホラーで、ホラーっていうより
ホラーテイストの謎解きミステリーって感じだけど、これはドヘタなアイドル
が叫ぶだけの三文ホラーより怖かった。
こんなん穢れが移っていくなら、それこそヒロインの夫が言ってた日本中
どこもかしこも穢れてることになってしまって、どこにも住めないやん。
だけどあのマンションに住んでても何ともない人がいるから鈍感な人は
セーフなんかな?
前やその前の前とかの事件が穢れとなってくるのなら、建築前の神主に
よるお祓いなんて全然効いてないってことやな。
これ観たら、自分の家が建つ前ってどんな人が住んでてたのか、自分ん家は
大丈夫かな?って凄く気になってしまう。
それにしても今日観に行った映画館。チケット売り場やコンセッションで
かなりの人数が並ぶ混雑っぷりだったのに、本作をはじめ、朝一で観た
『メモリーズ 追憶の剣』やこの後に観た『ブラック・スキャンダル』も
ガラガラやったなぁ。
あれか!みんな『信長狂騒曲』とか『妖怪ウォッチ2』を観に来てたの
かな?
お薦め度:★★★★☆(4/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。