デンマーク
ドラマ／戦争
DVD観賞
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第2次世界大戦中、ナチスドイツ軍が北欧へと侵攻した「ベーザー演習作戦」を
題材に、絶望的な状況に置かれながらも祖国を守るべく戦った男たちを描いた
デンマーク製戦争ドラマ。
主人公サン少尉役に「LUCY ルーシー」などハリウッドでも活躍するピルウ・
アスベック、上官役にマッツ・ミケルセンの兄ラース・ミケルセン。
「偽りなき者」のトビアス・リンホルムが脚本を手がけた。
ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーン
の映画たち 2016」上映作品。
(映画.comさんより抜粋)
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1940年4月8日。デンマーク軍のサン少尉率いる小隊は国境付近で訓練を行なって
いたが、いつも通り軽口を叩き合いながらもどこか不穏な空気を感じていた。
そんな彼らのもとに、軍上層部からドイツ軍が国境に接近しているとの報告が
届く。
翌9日の早朝、ドイツ軍がデンマークへの侵攻を開始。
真っ先にドイツ軍と対峙したサン少尉らは、援軍が到着するまでどうにか
持ちこたえようと戦うが……。
(映画.comさんより抜粋)
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これ公開当時は上映されてたのを知らず、最近たまたまTUTAYAの新作リストを
見ていてDVDリリースされることを知って、興味に惹かれて観ることに。
これは結構見応えある。
基本的にナチスドイツ物の戦争映画は好きなので、ついついそういう作品が
上映されたら観に行ったり、DVDをレンタルしてるので、今作もちょっと
期待してた。
本作はドイツがデンマークならびにノルウェーへ侵攻したヴェーザー演習作戦
のうちのデンマークへ侵攻した4月9日のデンマーク軍のある一小隊の戦いを
描いた内容。
装備も機動力も人員も遥かに多いドイツ軍相手に、軽機関銃数丁とライフル銃
装備の歩兵一個小隊で戦いを挑まざるを得ない状況の中、何とか祖国を守ろう
と奮戦する様を迫力ある戦闘シーン織り交ぜながらも淡々と描いていて個人的
には大いに見応えあった。
サン少尉の所属する自転車小隊を率いる中尉がちょっと無能っていうか命令に
忠実すぎる。
少人数で迎撃戦を行うなら、バイク隊の軍曹が言う様に開けた平原で迎え
撃つんじゃなくて、もう少し地形的に要害になりそうな所まで後退すべき
なんじゃないかな？って思うものの、軍隊に所属している以上、受けた命令が
どんな無謀なものでも遂行しなければいけないのが何とも哀しい。
個人的には好きな二号戦車が登場してきたので、それだけで大満足な一本
だった。
お薦め度：★★★★☆（4/5）
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