メキシコ
ホラー
DVD観賞
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雨により感染する伝染病の恐怖を描き、シッチェス・カタロニア国際ファン
タスティック映画祭などで話題となったメキシコ発のパニックホラー。
世界中を襲う豪雨によって外見も内面も変貌する伝染病が発生、雨の中に
潜む何かを恐れ、理性を失っていく人々の姿を映し出す。
監督は、『パラドクス』などのイサーク・エスバン。
ルイス・アルベルティ、『キック・オーバー』などのフェルナンド・ベセリル
などが出演。
レトロな雰囲気や狂気じみた映像が恐怖をあおる。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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世界各地を豪雨が襲ったある夜。
人里離れた場所にあるバス停に、8人の男女が居合わせていた。
その中にいたローザが体調に異常をきたし、さらに見た目が恐ろしく変化して
しまう。
この雨によって感染する原因不明の伝染病は、ほかの場所でもまん延して
おり……。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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映画チラシの顔に包帯をまいた人々が佇んでいる何とも言えない雰囲気に
興味を惹かれてDVDで鑑賞。
スゲーな!このトンデモない展開は。
いやぁ驚いた。映画のチラシには震撼のラスト15分ってあるけど、
いやいやいや、確かにラスト15分は震撼やったけども、その前にもっと
凄い展開来てるやん!
モノクロのレトロ感漂う映像の中、豪雨の中、郊外に一軒ポツンと佇む
バスステーション。
豪雨のせいで一向にバスがやってこない中、メキシコシティの病院で産気づい
ている妻の元に駆けつけたい鉱山夫、夫から逃げてきた妊婦と客がやって来る
中、バスステーションの切符売りの男や、住み込みで働く女性が次々と倒れて
いき、何だか怖い展開で先が楽しみになってきた中、住み込みで働く女性が
トイレでえづいている所を妊婦が後ろから声をかけて、女性が振り向くと
普通、顔が爛れていたりゾンビ化していたりってのがありがちなパターン
なんだけど、本作ではびっくりの○○化。
そして次々と○○化していくバスステーションの客たち。
そしていつの間にか、全てのあれが○○化していく世界。
コレはホラーと思わせておいてのコメディかと思っていたら、終盤15分の
震撼する展開。あの子の笑みが怖いし憎たらしいし、人面○が出てきたりと
中々に面白い。
映画のチラシから受ける雰囲気と本編の内容は全然ちがうけれど、コレは
コレで結構楽しめた。
後、モノクロだったのも効果が大きかったかな。これカラーだったら、
あの○○化はチープに見えてしまってたかも。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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