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サンブンノイチ

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日本
アクション/クライム/コメディ

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「ドロップ」「漫才ギャング」に続いてこれが長編3作目となる品川ヒロシ
監督が、木下半太の同名小説を豪華キャストで映画化した痛快エンタテイン
メント・クライム・コメディ。
人生の一発逆転をかけた銀行強盗に成功し、大金を1/3ずつ山分けするはず
だった3人の男たちを待ち受ける予測不能の顛末を、騙し合いと裏切りが入り
乱れる二転三転のストーリー展開で軽妙かつスリリングに綴る。
主演は藤原竜也、田中聖、小杉竜一、
共演に中島美嘉、窪塚洋介、池畑慎之介☆ほか。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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川崎にあるキャバクラ“ハニーバニー”。オーナーの破魔翔は裏社会にその名を
轟かせる凶暴凶悪な闇の帝王。
ある日、雇われ店長のシュウは店の売上金400万円を紛失し、窮地に陥る。
彼は博打で借金まみれのボーイ“コジ”と破産寸前の常連客“健さん”を誘い、
銀行強盗を決行、1億6000万の大金を手に入れることに成功する。
さっそく3人はハニーバニーの店内で奪った金を3分の1ずつ分け合うことに。
ところがそこで、それぞれの取り分を巡って仲間割れが勃発する。
そこには、オーナーの破魔翔に加え、シュウに強盗話を持ちかけた元女優の
ナンバー1キャバ嬢まりあ、川崎の魔女の異名を持つ伝説的金貸し渋柿多見子と
いった一筋縄ではいかない面々の欲望渦巻く秘めたる思惑が複雑に絡み合って
いたのだが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

前作『漫才ギャング』が大変面白かった品川ヒロシ監督の3作目ってことで、
監督の先輩である某お笑い芸人監督のクソ映画に比べたら全然楽しめるだろう
ってことでなんばパークスシネマで鑑賞。

某先輩お笑い芸人監督の映画よりも大変面白かった。

前作同様、個人的には大変面白く観られる作品だった。
適度に笑い所が入っててテンポもよく個人的にダレることなく最後まで楽しめる
一本だった。

キャスティングが良かった。主役の3人をはじめ、HG、壇蜜、海原ともこ、
ホモ3人衆、松田大輔らがキャラにあった役柄でなかなかに良かった。
ヒロインの中島美嘉も予告編ではなんで彼女?って思ったけど、観てみると
悪くなかった印象。
ただ嫌いな芸人の河本が出てたので、奴が出てるシーンでは興醒めした。

主役3人以上にマンションからアイキャンフライした窪塚洋介の破魔翔の
キャラがよかった。主役三人を喰ってしまうほどのハマり役だった。

今回の作品を観て、品川監督は、先輩の某お笑い芸人監督よりも監督としての
才能もセンスも遥かに上だなぁと改めて感じた。
いや某先輩お笑い芸人監督が才能なさすぎな分、品川監督が凄くイイ監督に
見えてしまうだけなのかも。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!

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イギリス
SF/コメディ/パニック

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「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホットファズ 俺たちスーパーポリス
メン!」のエドガー・ライト監督とサイモン・ペッグ&ニック・フロストの
ゴールデン・トリオが、前2作と合わせて3部作の完結編という位置づけで
贈るSFアクション・コメディ。
幼なじみの冴えないボンクラ中年男5人が、故郷の町でおバカなパブ巡りを
敢行する中で、想像を絶する大騒動に巻き込まれていくさまを、往年のSF
映画へのオマージュ満載に描く。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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イギリス郊外の町ニュートン・ヘイヴン。ここに、いまや冴えない中年オヤジに
成り下がったゲイリーらかつての悪友5人組が集結する。目的はただ一つ。
学生時代に果たせなかった“パブ・クロール(パブのハシゴ呑み)”を今度こそ
完遂すること。こうして5人は、ゴールとなる“ワールズ・エンド”という店を
目指し、一晩で12軒のパブを巡る過酷な挑戦を開始する。
そんな中、町では思いもよらぬ事態が静かに進行していたのだが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のエドガー・ライト監督と
サイモン・ペッグ、ニック・フロストのトリオによる新作ということで、
これは観たいなぁと思いシネマート心斎橋へ。

中盤からの展開が面白かったなぁ。

これは予告編とかあらすじとか一切見てなくて、エドガー・ライト監督と
サイモン・ペッグ、ニック・フロストのトリオの新作ってだけで、これは
きっと面白いに違いないと思って観に行ったんだが、予想どおり面白い
一本だった。

序盤のゲイリーがかつての仲間のもとをおとずれて、故郷に戻ってくる
あたりまではそんなに面白くないんだけど、地元の少年達とトイレで
バトルするあたりから展開がSFチックになって俄然面白くなってきて、
最後まで楽しめる内容で面白かった。

「光る眼」とか「地球の静止する日」とかいろんなSF映画へのオマージュと
思われるシーンとかあったり、ニック・フロストがジャンピング・エルボー
決めたりとアクションも見応えあって楽しめたし、観終わったらビール
飲みてぇとなった一本だった。

クラブのシーンでカイリー・ミノーグの「Step Back In Time」が流れていて、
この頃のカイリー・ミノーグめっさ聴いてたから凄く懐かしかった。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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レイルウェイ 運命の旅路

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オーストラリア/イギリス
ドラマ/戦争

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太平洋戦争当時、日本軍は補給路確保のため、タイとビルマを結ぶ鉄道“泰緬
(たいめん)鉄道”の建設に乗り出す。
その際、日本の捕虜となった連合軍兵士も建設に動員され、劣悪な環境の中で
多くの死者を出すなど“死の鉄道”と呼ばれて戦後に国際的な問題となった。
本作は、そんな英国兵捕虜の一人エリック・ローマクスが自らの過酷な捕虜
生活と、憎しみの対象であった日本人通訳・永瀬隆との奇跡の再会と和解を
綴った自叙伝『泰緬鉄道 癒される時を求めて』を映画化したヒューマン・
ドラマ。
後年のエリック・ローマクスとその青年時代を演じるのは「英国王のスピーチ」
のコリン・ファースと「戦火の馬」のジェレミー・アーヴァイン、一方の永瀬
隆役には、それぞれ真田広之と石田淡朗。
共演にニコール・キッドマン、ステラン・スカルスガルド、サム・リード。
監督はオーストラリア出身のジョナサン・テプリツキー。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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鉄道オタクの初老男性エリック・ローマクスは、列車の中で出逢った女性パト
リシアと恋に落ち結婚する。幸せな結婚生活を送る2人だったが、ほどなく
パトリシアはエリックが第二次大戦のトラウマにいまも苦しめられていることを
知る。
英国軍兵士だった彼はシンガポール陥落の際に日本軍の捕虜となり、鉄道建設に
駆り出されて悪夢のような日々を送ったのだった。
彼の苦しみを癒そうと献身的に支えるパトリシア。
そんな中、退役軍人仲間から、憎き日本軍の通訳・永瀬隆がいまも生きてタイに
暮らしていると知らされ動揺を隠せないエリックだったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

予告映像とかの事前情報もなく真田広之とニコール・キッドマンが出演している
ってだけでなんばパークスシネマへ。

見応えのある内容だった。

何の予備知識が無くて『レイルウェイ』ってタイトルから、中井貴一や三浦友和
の『RAILWAYS』の海外版か?なんて思ってたら第二次世界大戦で捕虜になり心の
傷を受けたイギリス人の話だった。

拷問を受けて心の傷を受けて、長い年月を経て当時の自分を拷問した通訳に遭い
に行って相手も苦しんでいることを知って赦しちゃうって感じの事実を基にした
お話しで、なかなかに見応えのある内容だった。

捕虜なのに物資をちょろまかしてラジオを作ったりしちゃうから拷問されても
仕方ないなぁって思ったりした。
日本軍からしたら、ただでさえ不足しがちな物資を勝手に使ってんじゃねぇよ!
って怒りもあるだろうし、捕虜達が何か企んでいるって疑心暗鬼からの恐怖も
あったのかもしれない。

とは言え、個人レベルではいつまでも恨みに思う続ける気持ちはわかるし、その
相手を赦してしまえる主人公の度量の大きさに凄いな。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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シャドウハンター

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アメリカ/ドイツ/カナダ
ファンタジー/アドベンチャー/アクション

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全世界で大ベストセラーを記録した、カサンドラ・クレアの小説「シャドウ
ハンター 骨の街」を実写化したアドベンチャー。
自身が妖魔を退治する一族の子孫だと知った少女が、さまざまなクリーチャー
と戦闘を繰り広げながら伝説の聖杯をめぐる冒険に挑む。
監督は、『ベスト・キッド』などのハラルド・ズワルト。
『白雪姫と鏡の女王』などのリリー・コリンズが、思わぬ運命と対峙(たいじ)
する気丈なヒロインを快演する。
圧倒的ビジュアルに加え、ティーン特有の心情をリアルにつづった描写も見もの。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
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あるクラブを訪れた少女クラリー(リリー・コリンズ)は、そこで謎めいた
ジェイス(ジェイミー・キャンベル・バウアー)という少年に遭遇する。
彼は地下世界に潜む、吸血鬼、人狼、妖魔などを始末するシャドウハンターと
呼ばれる一族の者であった。
やがて、ジョイスは母ジョスリン(レナ・ヘディ)もシャドウハンターである
上に、強大な力を授けるとされる聖杯を隠し持っていることを知る。
衝撃の事実に動揺する中、母が聖杯を狙う反逆者ヴァレンタイン(ジョナサン・
リス・マイヤーズ)に拉致されてしまい……。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
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これも何の予備知識もなく、ただリリー・コリンズが出てるってことで
なんばパークスシネマにて鑑賞。

リリー可愛いよ、リリー。

当初、コレは何となく『トワイライト』みたいなティーンズ向けのファンタジー
物かと思ってスルーしようかと思ったんだけど、主演がリリー・コリンズである
ことを知ったので観ることにしたんだが、そこそこ楽しめる内容だったかな。

内容的には「トワイライト」みたいなテイストで突っ込み所もあり、続編もあり
そうな感じで、そこそこ楽しめて、まぁ悪くはなかったけど、テンポがちょっと
イマイチでサイモンが拉致されたあたりは軽く寝落ちしてしまった。

それにしても、リリー・コリンズが全編にわたって可愛い。
相変わらずの凛々しいお眉に萌えっぱなし。
個人的にはリリー・コリンズを目いっぱい堪能できたので満足。

コレ、シリーズ化されるのかな?
シリーズ化されるならリリー・コリンズ目当てで観に行こうかな。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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曹操暗殺 三国志外伝

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中国
歴史劇/アクション/ドラマ

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「グリーン・デスティニー」「孔子の教え」のチョウ・ユンファを主演に迎え、
三国志の英雄の一人、曹操にスポットを当て、その最後の1年を曹操暗殺の
使命を帯びた一組の男女の視点から描く歴史アクション・エンタテインメント。
共演は「ドラゴン・キングダム」のリウ・イーフェイと「のだめカンタービレ
最終楽章」の玉木宏。
監督はこれが映画デビューのチャオ・リンシャン。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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“赤壁の戦い”から12年後。魏を治める曹操は、関羽をも打ち破って、いよいよ
その力を盤石なものとしていく。
しかし、そんな曹操を快く思わない勢力も少なからずおり、中でも実権を
奪われた後漢の皇帝である献帝は秘かに曹操暗殺を企てようと暗躍していた。
やがて幼い頃から暗殺者として育てられた幼なじみの穆順(ぼくじゅん)と
霊雎(れいしょ)が刺客に選ばれ、穆順は宦官として、一方美貌の霊雎は
侍女としてそれぞれ曹操に近づいていくのだが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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三国志が好きな自分としては、曹操暗殺なんてタイトルの映画が上映されたら
地雷映画かも知れないと思いつつもテアトル梅田で鑑賞。

リウ・イーフェイ、相変わらずお綺麗。

日本や中国では演義の影響等もあって曹操は悪役というイメージがあるんだが、
最近は、そのイメージが逆転して再評価されており、曹操を主役にした漫画等も
あって人気は上がってきてて、本作でも曹操は権謀術数渦巻く朝廷内で信用
できる人がいない中、孤独に耐えつつ民の安寧のために戦う人物として描かれて
いて、演じているチョウ・ユンファの渋さもあって見応えあった。

少なくてもアンディ・ラウの『三国志』、ドニー・イェンの『三国志英傑伝 
関羽』よりかはアクション少な目だったけど、その2つに比べたら見応えあって
面白かった。

まぁ史実から大分脚色してたり、とんでも武侠アクション満載だったり、時代
考証無視した甲冑とか突っ込み所は多々ありながらも、前の2つに比べたら
全然マシ。

まぁ、個人的にはリウ・イーフェイをスクリーンで観られたので満足。
『神?侠侶』『ドラゴン・キングダム』以来、久しぶりに彼女を観たけど、
相変わらず綺麗な顔立ちで美しい。


お薦め度:★★☆☆☆(2/5)

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

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アメリカ
アクション/サスペンス/SF

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マーベルの人気スーパー・ヒーロー“キャプテン・アメリカ”をフィーチャー
した「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」の続編にして
“アベンジャーズ・プロジェクト”の1本となるアクション・アドベンチャー
大作。
“アベンジャーズの戦い”から2年後の世界を舞台に、ニック・フューリー
率いる国際平和維持組織“S.H.I.E.L.D.(シールド)”の活動に疑問を持ち
始めたキャプテン・アメリカとブラック・ウィドウを待ち受ける巨大な陰謀と
新たな戦いの行方を描く。
主演はクリス・エヴァンス、共演にスカーレット・ヨハンソン、サミュエル・
L・ジャクソン、ロバート・レッドフォード。
監督は「ウェルカム トゥ コリンウッド」「トラブル・マリッジ カレと私と
デュプリーの場合」の兄弟監督、アンソニー&ジョー・ルッソ。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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アベンジャーズの戦いから2年。ブラック・ウィドウとともにシールドの一員と
して活動するキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース。
第二次大戦の英雄である彼は、いまだ現代での生活に馴染めず、また自分の役割
にも少なからぬ戸惑いを拭えずにいた。
そしてまた、ニック・フューリー長官が語る巨大空中母艦ヘリキャリアによる
全人類の監視という計画にも疑問を感じてしまう。
そんな中ついに、味方だと思っていたシールドの仲間たちから命を狙われる
事態に。もはやアベンジャーズ以外誰も信用できない窮地に追い込まれた
キャプテン・アメリカ。そんな彼の前にさらなる強大な敵が姿を現わすが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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なんだかんだでマーベルのヒーロー物は面白いので梅田ブルグ7で2D字幕版を
鑑賞。

前作よりも面白かった。

前作は前作で面白かったんだけど、それ以上に続編のこちらの方がテンポも
よくて、ウインター・ソルジャーの正体がアレだったりと最期まで手に汗握る
展開で大変面白かった。

海賊相手にシールドの仲間を救出するくだりやエレベータ内での戦い、
クライマックスのヘリキャリアを巡る闘いなどアクションシーンが目白押しで
見応えあって観ていて楽しい。

スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの出番も多くて、特に
船内での海賊相手に流れるようなアクションは素晴らしい。

エンドロール流れ出すと、いそいそと帰っていくお客さんが結構いたけど、
アベンジャーシリーズは必ずエンドロール後に次につづく何かしらの映像が
あるのは定番なのに観ずに帰るとはもったいない。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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相棒 -劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ

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日本
ミステリー/サスペンス

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水谷豊主演の人気TVシリーズの劇場版第3弾。太平洋に浮かぶ孤島を舞台に、
元自衛隊員の死に隠された巨大な陰謀に迫る杉下右京と3代目相棒・甲斐享の
活躍を描く。
共演には成宮寛貴、石坂浩二をはじめとするTVレギュラー陣に加え、2代目
相棒の及川光博も登場。さらにゲストとして伊原剛志、釈由美子、風間トオル、
宅麻伸らが出演。
監督はTV版のみならず劇場版前2作も手がけた和泉聖治。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

ある日、特命係の杉下右京と甲斐享の前に、警察庁長官官房付となった神戸尊
が現われ、東京から300キロ離れた太平洋の孤島“鳳凰島”で起きたある死亡
事故という奇妙なネタを持ち込む。
それは、男性が馬に蹴られて死亡しただけの単純な事故に思われた。
それもそのはず、島へ2人を調査に向かわせる本当の目的は、妙な噂が絶えない
という島の実態を秘かに探れという警察庁次長・甲斐峯秋からの密命だった。
こうして半ば強引に鳳凰島へと送り込まれた右京と享。
ある実業家が個人所有するその島では、元自衛隊員たちで組織された謎の民兵
グループが共同生活を送りながら訓練に励んでいた。
そんな中、潜入のための口実でしかなかったはずの事故死が、実は殺人事件
だったことに気づく右京だったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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相棒シリーズは好きだし、劇場版とスピンオフは全部観てきたし、相棒シリーズ
ならクソつまらないことは無く、そこそこ楽しめるだろうと思いMOVIX堺で鑑賞。

普通に楽しめる。

絶海の孤島で起きた事件がもとで防衛省や警視庁を巻き込んで繰り広げられる
生物兵器が絡んだ陰謀に杉下右京と甲斐享のコンビが挑むって感じで、米沢や
捜査一課トリオといったテレビシリーズのレギュラーの出番も用意されていて
2代目の神戸も登場するし、相棒ファンなら楽しめる内容だった。

3代目の相棒がイマイチ個性が感じられないというか、キャラに魅力がないと
いうか・・・。そういえば3代目になってからテレビシリーズ見る回数も
ガクッと減ったな。

シリーズ最高密度のミステリーって謳ってるが、そんなに最高の出来だとは
思えなかったなぁ。

突きぬけて面白いわけでもなく、かと言ってつまんないわけでもなく、まぁ
普通に楽しめる相棒でした。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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テルマエ・ロマエII

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日本
コメディ

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ヤマザキマリの大ヒットお風呂ギャグマンガを阿部寛主演で実写映画化した
ファンタジー・コメディの続編。
再び現代の日本にタイムスリップした古代ローマの浴場設計技師ルシウスが、
平たい顔族の力を借りて故国の難題に立ち向かっていくさまを描く。
共演は引き続き上戸彩。
監督も前作と同じ「のだめカンタービレ 最終楽章」の武内英樹。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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古代ローマ帝国。平たい顔族(日本人)のアイデアを採り入れた斬新な
テルマエ(浴場)を作って評判となった真面目な浴場設計技師ルシウス。
今度はハドリアヌス皇帝からコロッセオにグラディエイターたちを癒す
テルマエを建設するよう命じられる。
しかしまったくアイデアが浮かばず悩むルシウスは、またしてもお風呂を
通じて現代日本へとタイムスリップしてしまう。
するとそこで、風呂専門雑誌のライターに転向していた真実と驚きの再会を
果たすのだったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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前作が大変面白かったので、これも面白いだろうなと大いに期待しつつ
MOVIX堺で鑑賞。

前作同様面白かった。

前作同様、テルマエ作りに悩んでるとタイムスリップしてしまい、平たい顔族の
風呂文化にカルチャーショックを受けつつ、それをローマに持ち帰るパターン
で、前作とおなじネタだったりしてわかっているんだけど、大いに笑えた。
ただ、今回阿部寛のアレを絶妙なカメラワークで隠すシーンが無かったのは残念。

だけど今回は、エンドロールでしか観られなかった上戸彩の入浴シーンが劇中で
観られて眼福。

今回は、湯もみに混浴、ウォータースライダーにラーメン・餃子、大相撲、
足つぼマットにマッサージチェアに衝撃を受けるルシウス。
ローマに戻ってそれらを取り入れるんだけど、その度に奴隷達の仕事が
増えていくのが不憫で仕方ない。

キャスティングは前作に引き続き北村一輝、市村正親、宍戸開といった濃い顔の
面々が登場。前作でも思ったけど、顔の濃い族に紛れても全然違和感ないのが
凄いな。

前作は外人が観ても笑えると思うけど、今回は与作とか浪越先生とかちょっと
外人には分かりづらいかも。

お薦め度:★★★★★(5/5)

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アメイジング・スパイダーマン2

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アメリカ
アクション/アドベンチャー/青春

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「ソーシャル・ネットワーク」のアンドリュー・ガーフィールド主演で装いも
新たにリブートされ世界的大ヒットとなったアクション・アドベンチャー大作
「アメイジング・スパイダーマン」の続編。
スパイダーマンとしてニューヨークの平和を守り日夜活躍するピーター・
パーカーの前に一気に3体の敵が現われ、絶体絶命の危機を迎えるスパイダー
マンの運命と恋人グウェンとの多難な恋の行方を描く。
共演はエマ・ストーン、デイン・デハーン、ジェイミー・フォックス、ポール・
ジアマッティ。
監督は前作に引き続き「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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普通の青年として恋人グウェンとの愛を育む一方、スパイダーマンとしてニュー
ヨーク市民の安全と平和に貢献する充実した日々を送るピーター・パーカー。
そんなある日、ピーターの幼なじみで巨大企業オズコープ社の御曹司ハリー・
オズボーンがNYに舞い戻り、2人は10年ぶりの再会を果たす。
やがてピーターは、ハリーからオズコープ社がピーターを幼い頃から監視して
いるという衝撃の事実を知らされ、考えもしなかったオズコープ社との恐るべき
因縁に混乱していく。
そんな中、事故に巻き込まれたオズコープ社の電気技師マックスが、電気を
自在に操る怒れる魔人エレクトロとなってスパイダーマンの前に現われるの
だったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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予告編が流れ出した頃から面白そうだなぁと期待していた一本。
TOHOシネマズなんばにて2D字幕版を鑑賞。

予告映像に騙されたな。

3体の敵が現れてスパイダーマンが絶対絶命の危機に陥る的な広告だったのに
蓋を開けてみれば、ライノなんておまけ程度だし、グリーンゴブリンもアイツを
アレするためだけに出て来ただけのようなもんだし、ちょっと予告映像や広告に
騙された感があった。

とは言え、アクションや飛翔シーンをはじめとする映像は迫力あったし、
ピーターの両親の失踪の謎や、ピーター以外にはクモの毒が有効にならない理由
や、アレを失ったピーターの喪失感やらドラマ部分もしっかりと見応えあって
大いに面白かった。

特にスパイダーマンがニューヨークのビル群を飛んでいく映像は素晴らしかった。
2Dで観てても充分に迫力あったので、3Dで観たらもっと迫力ある映像で
楽しめたかもしれない。

エンドロールの途中で「X-MEN」のミスティークが出てくるおまけ映像があった
ので、次回作のスパイダーマンにミスティーク達が出てくるの?って興奮した
んだけど、単なる宣伝だったみたい。
宣伝は上映前で充分、紛らわしいわ。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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映画INDEX:一覧

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モスダイアリー

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カナダ/アイルランド
ホラー/ドラマ/青春
DVD観賞

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「アメリカン・サイコ」のメアリー・ハロン監督が女子寄宿学校を舞台に、
謎めいた転校生の登場によって親友との仲を引き裂かれていく思春期の少女の
危うい心模様を、ゴシック・ホラーの要素を織り交ぜ、耽美的に綴った美少女
ミステリー・ドラマ。
出演は「Dr.パルナサスの鏡」のリリー・コール、「危険なメソッド」の
サラ・ガドン、「スパイダーウィックの謎」のサラ・ボルジャー。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

父の自殺のショックから立ち直れずにいる少女レベッカ。古いホテルを改造
した全寮制の女子校で、親友ルーシーの明るさに元気づけられながら学生生活を
送っていた。
そんな2人の前に、美しくミステリアスな転校生エネッサが現われる。
ルーシーはたちまちエネッサに魅了され、少しずつレベッカから離れていって
しまう。時を同じくして、学園内で不可解な事件が立て続けに起こる。
授業がきっかけで吸血鬼小説『カーミラ』に夢中になっていたレベッカは、
エネッサの言動に不審を抱き、彼女の正体は吸血鬼ではないかと疑い始めるが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

これ、シネマート心斎橋で上映中に観に行こうかと思ったものの見逃して
しまったので、DVDで観る事に。

ちょっと中途半端な感じ。

女子高の寄宿舎を舞台にした百合系ヴァンパイア物かと思いつつも、見方を
変えるとレベッカの妄想じゃないかと思わせる内容。

だけどどっちにも取れるようにしてあるので、どちらも中途半端な描き方に
なっているような印象を受けて物足りない感じ。

エネッサ役の人がなかなかに不気味。あんなの夜中に廊下の先で立ってて、
こっち見つめているのを目撃したら、間違いなくションベンちびるわ。


お薦め度:★★☆☆☆(2/5)

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コールド・ブラッド

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カナダ
アクション/クライム
DVD観賞

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盗まれたダイヤをめぐり三つ巴の壮絶バトルが繰り広げられる
クライムアクション。
                                                              (TUTAYA DISCASさんより抜粋)
    * * * * * * * *

ダイヤモンド泥棒・エディを警護するトロント警察の巡査・ジェーン。
エディは自分を逃がすようジェーンの説得を始めるが、凶暴な相棒たちが
ダイヤモンドの奪還に現れ…。
                                                              (TUTAYA DISCASさんより抜粋)
    * * * * * * * *

TUTAYAで何か面白そうな作品ないかなぁと探していたら、ジャケットの絵に
興味惹かれたのでレンタルして鑑賞。

これはなかなかに面白かった。

舞台は病院の閉鎖区画内で、職務を全うしようとする女性警官ジェーンと
この隙に逃げ出そうとする拘束された宝石泥棒エディ、エディが隠した
ダイヤを奪いに来た泥棒仲間ホランド達がそれぞれの立場で生き残りを駆けて
戦うソリッドシチュエーションスリラーで、結構面白かった。

始まってから20分くらいまでは、ジェーンとエディとの会話がメインでちょっと
ウトウトしかけたものの、ホランド達が医者を脅迫して閉鎖区画に入ったあたり
から俄然面白くなってきて、いきなりヒロインのジェーンの手がちょん切られる
シーンなどもあって、どういう結末を迎えるのかワクワクしながら観られる
一本だった。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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オーガストウォーズ

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ロシア
アクション/戦争/ロボット
DVD観賞

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『ウォンテッド』を手掛けたロシアのスタジオがVFXを担当し、2008年に実際に
起きたロシアとグルジアの紛争をテーマに描くSF戦闘スペクタクル。
戦地に残る息子を救うため、激戦地へと乗り込むシングルマザーの奮闘と共に
巨大ロボットも飛び出す驚異のバトルを映し出す。
監督を務めるのは、ロシアの俊英ジャニック・フェイジエフ。
ロシア軍の全面協力による実際の兵器を使用した迫力の戦闘シーンや、親子の
情に触れる物語に心奪われる。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

2008年8月8日。5歳のチョーマ(アルチョム・ファディエフ)は、別居中の父親
に会うため単身モスクワから南オセチアを訪れていた。
久々の対面もつかの間、突然侵攻してきたグルジア軍の攻撃により父親は亡く
なってしまう。
一方、母のクセーニア(スヴェトラーナ・イワノーワ)は、チョーマが戦闘の
最中に一人取り残されたことを知り、南オセチアへと向かう。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

観たいと思いつつも上映期間が過ぎて見逃してしまったので、DVDで鑑賞。

思ってたのと違うけど面白かった。

チラシや宣伝画像からロボットが戦場に出てくるSFファンタジー物かと思って
いたら、それらは戦場に取り残された少年が過酷な現実から逃避するために
頭の中で考えた妄想という設定で、その少年をシングルマザーの母親が戦場に
迎いに行くというお話しだった。

始まって早々、コスモボーイがダンジョンで魔法の粉を悪の帝王から取り戻す
みたいな話が始まって、間違ってDVD借りたのかなって不安になったり、子供を
別居中の父親に預けて恋人とバカンスに行こうとしたクセーニアが恋人と喧嘩
した末にチョーマを迎えに行くくだりは、ちょっとつまんないなぁと思いつつ
観てたんだけど、南オセチアでクセーニアが乗っているバスがミサイルで攻撃
されたあたりがら俄然面白くなってきて、最後まで一気に緊迫感ある展開で
見応えあった。

ロシア軍の全面協力ということもあって、T-72やMi-24やBMP-1といったロシア
軍の兵器がわんさか出てきて迫力ある銃撃戦はおおいに見応えある。

その全面協力の見返りなのか劇中ではグルジアから攻撃しかけてきたように
見える作りになっていて、ロシアのプロパガンダ作品といった赴きだけど
それを差し引いても十二分に楽しめる作品だった。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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ネイチャー

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イギリス
ドキュメンタリー

    * * * * * * * *

『アース』などを製作したBBC EARTHが、水をテーマに大自然を特殊なカメラで
撮影したドキュメンタリー。
573日の撮影期間を要し、謎めいた森、燃え盛る地下世界、異国の砂、灼熱の
平原、魅惑の海中都市、凍てつく山脈、荒れ狂う激流の七つのカテゴリーの
自然で構成。
『ウォーキング with ダイナソー』のニール・ナイチンゲイルと共にパトリック
・モスが共同でメガホンを取る。
ジンバブエ共和国のビクトリアの滝の縁からの眼下に落ちていく水、数千羽の
フラミンゴの色が変化する過程など、迫力あるビジュアルでいまだ見たことの
ない大自然が眼前に広がる。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

多くの人々が雨に濡れないように身を潜める中、雨は自然の神秘と奇跡の象徴
だと愉悦を覚える少女。そこへ地球の旅への案内人が出現。
世界最大の落差と称されるジンバブエの滝、大群のフラミンゴの色が瞬く間に
変化する様子など、七つの大自然の王国を最新鋭のカメラが捉える。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

こういうネイチャードキュメンタリー物はついついウトウトしちゃうけど、
好きなのでTOHOシネマズなんばにて鑑賞。

ナイルワニのデスロールとか凄い迫力。

毎回、この手のドキュメンタリー物ってボーっと観ているうちに、ウトウト
しちゃうんで、今回は踏ん張ろうとしたけど駄目だった。フラミンゴの辺りで
気付いたらウトウトしちゃってた。

なんとなく世界中のいろんな自然とそこで逞しく生きる生物達の生活に迫った
物だと思っていたんだけど、本作の舞台はアフリカ大陸で、アフリカって聞くと
サバンナと砂漠という大雑把なイメージしかなかったけど、ジャングルもあれば
火山地帯もあれば、氷点下になる高地もあり、想像以上にアフリカ大陸って
いろんな面があるんだなぁって再認識させられた。

シャベルカナヘビのダンスとか、ナイルワニのデスロールとか迫力ある映像が
多くて、こういうネイチャードキュメンタリーが好きな人ならまず楽しめる
内容。

4K3Dカメラで撮影したそうで、3Dで観たらそれはそれは迫力ありそうな
シーンもあったけど、3D料金払ってまで観たいとは思わないし、2Dでも
充分迫力あったので、2Dで充分。

この作品も『オーシャンズ』みたいな海洋を汚染し続ける環境テロリストの
シー・シェパードのプロパガンダ作品だったら嫌だなぁと思ったので、
エンドロールを注意深く観てたけど、特にそれらしき団体の名前はなかった
のでひとまず安心。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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サイレント・ウォー

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中国/香港
サスペンス/ロマンス

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中国のベストセラー作家、麦家の小説「暗算」を基にしたスパイ作品。
共産党と国民党が戦いを繰り広げていた中国内戦時代を舞台に、暗号解読の
プロフェッショナルと大物スパイをめぐるドラマが展開する。
監督にアラン・マック、フェリックス・チョン、主演にトニー・レオンと、
『インファナル・アフェア』シリーズのメンバーが結集。
『クラウド アトラス』などのジョウ・シュン、テレビドラマ「傾城之恋
〜上海ロマンス〜」などのワン・シュエピンら実力派が共演。
スリリングな展開に加えて、重厚なタッチの演出にも注目。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

共産党と国民党の衝突で内戦状態にある中国。劣勢に陥った国民党は台湾に
逃れたが、その残党の動向を探るために共産党は701部隊を設立して通信傍受と
暗号解読に奔走していた。
同部隊諜報(ちょうほう)員・張学寧(ジョウ・シュン)は、人並み外れた
聴力を誇る盲目のピアノ調律師・何兵(トニー・レオン)と上海で出会い、彼を
部隊のメンバーにすることに。
モールス信号などの通信技術について学んだ何兵が国民党の通信を発見していく
中、張は謎に包まれた国民党の大物スパイ・重慶を捕捉しようとわなを張り巡ら
せていた。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

大好きなジョウ・シュンが出演しているのを知って観に行きたかったんだけど
なかなか都合がつかなくて、シネマート心斎橋での上映最終日に何とか観に
行くことができた。

丸メガネ姿のジョウ・シュンにめっさ萌える。

スパイ物でありながらも派手なアクションは無く、全体的にセピアがかった
色彩とトニー・レオンとジョウ・シュンの抑えた演技、深みのある物語と
見応えのある素晴らしい一本だった。

何兵の学寧への想い、学寧と局長の立場や国家への忠誠から素直に打ち明け
られない恋心、学寧が何兵の視力を復活させた結果、何兵の優れた聴力が落ち、
暗号通信を聞き間違え、そのために学寧が国民党諜報員に殺害されてしまう
無常さ、学寧の仇討ちの為に目を潰す何兵の執念など、スリリングな展開の
中にも男女の機微を描いたドラマも描かれ、見応えある内容で楽しめた。

何よりも相手諜報員の元に潜り込む際に、ジョウ・シュン演じる学寧が
丸メガネをかけていくんだけど、そのメガネ姿が超萌える。
正直これだけで個人的には大満足。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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バーニー/みんなが愛した殺人者

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アメリカ
コメディ/クライム
DVD観賞

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「スクール・オブ・ロック」のリチャード・リンクレイター監督と主演の
ジャック・ブラックが再びタッグを組み、テキサスの田舎町で実際に起こった
奇妙な殺人事件を映画化した異色の実録犯罪ブラック・コメディ。
真面目で心優しい町一番の人気者が町一番の嫌われ者の老婦人を殺害するに
至った顛末を、実際に本人たちを知る住民たちへのインタビューを交えた
ユニークな構成で描き出す。
共演に「愛と追憶の日々」のシャーリー・マクレーン、「リンカーン弁護士」
のマシュー・マコノヒー。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

テキサス州の田舎町カーセージ。葬儀屋で助手として働くバーニーは、陽気で
優しく市民活動にも献身的な町一番の人気者。
ある日、町一番の大金持ちが亡くなり、その葬儀を担当したバーニーは、莫大な
遺産を相続した81歳の未亡人マージョリーに気に入られ、彼女の世話係となる。
ところが彼女は、頑固で偏屈な町一番の嫌われ者。
バーニーに対してもわがままな注文を繰り返して彼を困らせる。
そして、精神的に追い込まれたバーニーは、とうとう彼女を殺害してしまう。
やがて事件は発覚、地方検事ダニーによって第一級殺人の罪で起訴される
ことに。しかし住民たちはことごとくバーニーに同情的で、誰もが彼の無罪を
願うのだったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

シネマート心斎橋で上映時に観に行こうと思ったものの都合がつかずに観に
いけなかったのでDVDで観ることに。

つまんなくて何度も眠りそうに。

JB主演ってことだから、クスリと笑えそうなところもあるんだろうなと期待
していたんだけど、クスリとくるところが一切無くて期待外れだった。

バーニーがマージョリーを殺して、その後、裁判で有罪判決を受ける所までを
当時の住人達のインタビューなどを交えた構成で淡々と進んでいくんだけど、
観ていて退屈で何度も眠たくなってしまう。

町の人がいつまでもバーニーを善人だと思っているのが理解できない。
マージョリーを殺害した気持ちは束縛などからの限界で爆発してしまったんだ
と理解出来るけど、その後9カ月近くも自首せずに財産を湯水のように使って
いるところを見ると、とても善人には思えないのに。
善人ならさっさと自首してるだろうに。


お薦め度:★☆☆☆☆(1/5)

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ネットストーカー

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カナダ
サスペンス
DVD観賞

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「The OC」シリーズのミーシャ・バートン主演で描くサスペンススリラー。
                                                              (GEO ONLINEさんより抜粋)
    * * * * * * * *

13年前、ネットストーカーに両親を殺害されたエイデンは、今は画家として
静かに暮らしていた。
ある日、彼女は友人の勧めで開催したパーティーでポールという男性に出会う。
                                                              (GEO ONLINEさんより抜粋)
    * * * * * * * *

ジャケットとタイトルで興味に惹かれたのでレンタルして鑑賞。

それなりに面白かった。

ストーカーの正体を順次、登場人物のこいつが怪しいと思わせぶりな描写を
しているんだが、中盤までにこいつだろうなとわかってしまうものの、
それなりに面白かった。

それにしてもストーカーの知識と情熱と行動力は凄いな。
あんなんに狙われたら安全な居場所なんてないな。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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母なる復讐

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韓国
サスペンス/ドラマ
DVD観賞

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韓国で未成年者が起こした、実際の性犯罪事件をベースにしたサスペンス
ドラマ。
愛する娘をレイプしたにもかかわらず、少年法に守られる加害者たちに復讐
(ふくしゅう)を果たそうとする母親の姿を追い掛けていく。
『黒い家』などのユソン、『サニー 永遠の仲間たち』などのナム・ボラ、
人気K-POPグループU-KISSのメンバーだったドンホらが出演する。
ショッキングな展開や描写もさることながら、母娘の愛と絆をめぐるドラマも
観る者の胸を打つ。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

夫と離婚し、娘のウナ(ナム・ボラ)と一緒に新たな生活をスタートを切ろう
と考えていたユリム(ユソン)。
二人で力を合わせて生きようとする中、ウナは転入した高校で出会ったチョハン
(ドンホ)という男子生徒に心惹(ひ)かれる。
チョハンに学校の屋上に呼び出されてテンションが上がるウナだったが、そこで
待ち受けていた彼と不良グル−プに犯される。
事件を知ったユリムは彼らを訴えるが、チョハンは証拠不十分で釈放、ほかの
仲間たちは保護観察処分になってしまう。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

なんとなくタイトルに興味に惹かれてレンタルして鑑賞。

なんとも観ていて後味悪い作品だった。

母子に救いが無さすぎる。
娘がやられている動画みつけた時の衝撃を想うと観ていて辛い。

エンドロールでながれる少年達による強姦事件の多さにびっくり。
さすが強姦大国と言われているだけのことはあるな。

日本の少年法も甘いなぁイラナイんじゃない?って思ってたけど、韓国の
少年法も大概だな。
そりゃ未成年の更生のチャンスを与えるってのは分かるんだけど、それも
犯した罪によるんじゃない?
万引き、喧嘩による傷害なら更生のチャンス与えてもいいと思うけど、
強姦とか殺人は駄目でしょ。
きちんとしでかした事にかんして責任とらせないと。
もしくは未成年だから罪に問わないっというなら、親が代わりに刑に服する
とかにしてほしいわ。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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ミッドナイトチェイス

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オランダ
アクション/サスペンス
DVD観賞

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旅先で警察から追われる羽目になった外国人の旅行者夫婦が、決死の逃亡劇を
繰り広げるオランダ製アクションスリラー。
旅行の様子を撮影したビデオ映像に地元の警察官による殺人の証拠が映り込んで
しまっていたことから、その存在に気付いた犯人の警官から追われるカップルの
姿を描く。
『LOFT -完全なる嘘(トリック)-』のバリー・アトスマらが出演。
警察を頼ることもできず、見知らぬ異国で展開する逃亡劇の行方に手に汗握る。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

夫婦関係の危機を何とかするため、ブエノスアイレスを訪れたヨハン(バリー・
アトスマ)とサー(スーザン・フィッサー)は旅先でビデオカメラを回していた
ところ、偶然にも地元の警察官による殺人現場と証拠を録画してしまう。
やがて、その映像の存在に気付いた犯人によるしつこい追跡が二人に迫る。
警察に助けを求めることもできず、自分たちだけを頼りに見知らぬ場所での
逃走劇がスタートし……。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

タイトルとあらすじで何となく面白そうと思えたのでレンタルして鑑賞。

暇つぶしで観たけど、なかなか面白かった。

海外旅行先で警官による殺人事件を目撃・撮影したことで現地の警官に追われる
離婚前提の夫婦の逃亡劇を描いたもので、暇つぶし程度には楽しめる内容。

この夫婦が喧嘩して事件の起きるバスターミナルに移動して、警官が殺人事件
起こすまでの序盤の展開が退屈であるものの、事件が起きて夫婦で協力して
バスに乗って逃げ出すあたりから俄然スリリングな展開で面白くなる。

警官を撒いて隠れてホッとしたものの、すぐに警官が駆けつけてきて、また
ピンチに陥ったりと、海外で頼れるものがない絶望感やら緊迫感が感じられる
面白い一本だった。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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ファイ 悪魔に育てられた少年

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韓国
サスペンス/クライム/アクション

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2003年のデビュー作「地球を守れ!」がカルト的な人気を集めながら、その後は
2011年のオムニバス作品「カメリア」の中の一編を手がけるのみだった韓国の
異才チャン・ジュナン監督による10年ぶりとなる待望の長編第2作にして、
本国韓国で大ヒットを記録した衝撃のクライム・サスペンス。
5人の凶悪な犯罪者集団によって育てられた無垢な少年が辿る壮絶な運命を
スリリングに描く。
出演はタイトルロールのファイ役に、子役時代から人気を集め、15歳で出演
した本作で第34回青龍映画賞新人男優賞に輝くなどその演技が高く評価された
韓国映画期待の若手、ヨ・ジング。
ギャング団の冷徹なリーダー、ソクテ役に「チェイサー」「10人の泥棒たち」
のキム・ユンソク。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

冷酷で残虐な男ソクテに率いられた5人組の犯罪者集団。
ファイはそんな“5人の父親”に愛情いっぱいに育てられた17歳の少年。
同時に、彼らからあらゆる犯罪のスキルを英才教育されてきた犯罪者の
スーパー・エリート。
やがてソクテは、手塩にかけたファイを実戦の現場へと連れ出すように
なるが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

チラシなどから、これは見応えあるシリアスな韓国映画だろうと何となく
感じたのでシネマート心斎橋に観に行くことに。

これ凄く見応えあって面白かった。

韓国映画は結構面白くて笑えたりする作品が多いんだけど、コレは一切コミカル
なシーンはなく、シリアスで凄みのある重厚な一本だった。
個人的には『悪魔を見た』以来の衝撃度。

自分が殺害した相手が実の父親だと知った時の衝撃や、実の母親を救出しようと
病院に急行するもすでに殺害されていた時の落胆して崩れ落ちるた演技など
ファイの心情を演じきったヨ・ジングが素晴らしい。

それとファイを育てた5人の犯罪者パパたちもそれぞれ個性あってイイ。
リーダーのソクテ、インテリで外との交渉役のジンソン、銃器の扱いに長けた
ボムス、ナイフ使いで鍵開けに長けたドンボム、運転技術に長けたギテと
それぞれキャラが立ってて、ファイに対する愛情度も差があって観ていて
飽きない。

それにしてもファイの実の両親が可哀そうすぎる。
父親は青年期にソクテに刺されて片足を失い、好意を寄せていた女性をソクテに
強姦され、その後、息子であるファイを誘拐され、そして息子のファイの手に
よってその命を散らしてしまうという何とも救いのない人生で悲惨すぎる。
母親も夫が実の息子によって殺されるという事実を知ってしまった時の心情を
考えると何とも哀しい。

邦画だったら母親のピンチにファイが間に合って母親は死なずに済むんだろう
けど、そこは容赦なく死なせてしまうあたりが韓国映画らしい。


お薦め度:★★★★★(5/5)

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